<RIVNA>トークイベント「拡がりゆく“グラフィックノベル” ―世界で描かれ、読まれているマンガのかたち」 開催のお知らせ

■トークイベント「拡がりゆく“グラフィックノベル” ―世界で描かれ、読まれているマンガのかたち」 開催のお知らせ

開志専門職大学アニメ・マンガ学部および新潟視覚芸術研究所(RIVNA)は、2023年3月30日(土)14時より、新潟市マンガ・アニメ情報館(新潟市中央区)にて下記のトークイベントを開催します。

参加費無料、事前申し込み不要となっております。関心ある皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

 

案内チラシはコチラをチェック

 

■トークイベント「拡がりゆく“グラフィックノベル” ―世界で描かれ、読まれているマンガのかたち―」

“グラフィックノベル”というアメリカ生まれの言葉を聞いたことはおありでしょうか。皆さんも慣れ親しんでいる日本のマンガをはじめ、アメリカン・コミックス(アメリカ)やバンド・デシネ(フランス)など、世界にはさまざまなマンガ文化が拡がっています。そうした世界各地の作品について、とりわけ多彩な表現や物語を追求するような、作家性の強いものを指し示すためにしばしば用いられるのが“グラフィックノベル”という呼び名です。

近年では日本でも“グラフィックノベル”というラベルのもとで、欧米圏やアジア圏などの作品翻訳・紹介が増えつつあり、その豊かな世界に惹かれる読者層が拡がりつつあります。また逆に、日本のマンガ家の作品が“グラフィックノベル”として海外の読者から注目される、ということも起こっています。

こうした状況を踏まえ、本イベントでは長らくバンド・デシネの翻訳刊行へ携わるとともに、「ガイマン賞」の主催や「サウザンドブックス」編集主幹としての出版活動も通じて海外作品の紹介へ精力的に努めてこれられた原正人氏をお迎えし、“グラフィックノベル”という名のもとで見渡すことができるマンガの世界の奥深さや魅力についてお伺いします。

 

  • “グラフィックノベル”とは

“グラフィックノベル(graphic novel)” とは、1970年代頃からアメリカやイギリスで拡がりはじめた用語です。英米圏のマンガ作品のなかでも、とりわけ物語性・テーマ性の強調や成熟した読者層へと訴えかけようという志向を反映した、一種のムーブメントを象徴する呼び名でした。その後、この言葉は英米圏作品だけでなく、日本も含めた世界各地の作品へもしばしば適用されるようになってきています。用語としての定義の曖昧さ等から作家や批評家のあいだで議論の的となることも多い言葉ですが、本イベントでは世界的なマンガ文化の動向を窺うための枠組みのひとつとして、“グラフィックノベル”というラベルを用いています。

 

■登壇者

原 正人 氏(翻訳家、「サウザンブックス」編集主幹)

司会:雑賀 忠宏(マンガ研究者、開志専門職大学アニメ・マンガ学部講師)

 

  • 登壇者プロフィール

原 正人(はら まさと)

1974年静岡県生まれ。フランス語圏のマンガ“バンド・デシネ”を精力的に紹介する翻訳家。世界のマンガをクラウドファンディングで翻訳出版するサウザンブックス社のレーベル「サウザンコミックス」編集主幹。ブノワ・ペータース&フランソワ・スクイテン『闇の国々』(共訳、小学館集英社プロダクション)、フレデリック・ペータース『青い薬』(青土社)、トニー・ヴァレント『ラディアン』(飛鳥新社)、バスティアン・ヴィヴェス『年上のひと』(リイド社)、ダヴィッド・プリュドム『レベティコ―雑草の歌』(サウザンブックス社)など訳書多数。監修に『はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド』(玄光社)、『アイデア』No.393「特集:世界とつながるマンガ 海外マンガのアクチュアリティ」(誠文堂新光社)がある。

 

雑賀 忠宏(さいか ただひろ)

1980年、和歌山県生まれ。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了、博士(学術)。京都精華大学国際マンガ研究センター委託研究員(2014~2020)を経て、現在は開志専門職大学アニメ・マンガ学部講師。「文化生産の社会学」の観点から、社会関係としてのマンガ生産やマンガ家に対する社会的なまなざし、その表象の変遷に関心を持つ。主な論文・評論に「「マンガを描くこと」と「マンガ家」――職業としての「マンガ家」像をめぐって」(茨木正治編『マンガジャンル・スタディーズ』、臨川書店)や「描け、暴力的に――マンガ家マンガとしての『狭い世界のアイデンティティー』」(『ユリイカ』2018年4月号、青土社)、「波よ、楽園まで届け――『楽園 Le Paradis』という媒体=場をめぐって」(『ユリイカ』2024年1月号、青土社)など。

 

 開催日時

・日時: 3/30(土) 14時~15時30分

・会場:新潟市マンガ・アニメ情報館(http://museum.nmam.jp/)

〒950-0909 新潟県新潟市中央区八千代2丁目5−7 万代シテイBP2・1F

・定員:30名(予定)

※どなたでも無料で参加いただけます。

※事前申し込み不要

※会場の定員を超えた場合は立ち見でのご参加をお願いする場合がございます。ご了承ください。

 

■開志専門職大学アニメ・マンガ学部 新潟視覚芸術研究所(RIVNA)について

RIVNA(リヴィナ)=「Research Institute of Visual and Narrative Arts, Niigata」 とは、アニメ・マンガなどの視覚表現について、技術論的・産業論的・文化社会学的アプローチによる調査・研究を目的として、アニメ・マンガ学部を擁する開志専門職大学内に発足した機関です。

 

■お問合せ先

開志専門職大学アニメ・マンガ学部 合同研究室

〒951-8063 新潟県新潟市中央区古町7番町1010番 古町ルフル10階

担当:雑賀(さいか)

e-mail: saika.tadahiro@kaishi-pu.ac.jp

tel: 025-378-1694(開志専門職大学 アニメ・マンガ学部合同研究室)