建学の精神

自学

「教育を受ける」にとどまらず、自ら課題を設定し、自ら学ぶ人間になる。

挑戦

指示待ち人間ではなく、自らの判断で一歩前に踏み出す勇気のある人間を目指す。

創造

物事の大小を問わず、それぞれの分野、職業で独創性、創造性を発揮する人材となる。

貢献

地域、日本、世界で活躍し、社会の発展に貢献する人間となる。

これらの建学の精神に基づき、
実践的で特色のある教育を推進し、
高いさせ、
誇り高い専門職を育成する。

開志専門職大学 学長

北畑 隆生 KITABATA Takao


東京大学法学部卒業。元経済産業事務次官。元三田学園中学校・高等学校校長。公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会(JNB)特別顧問、百年経営の会会長、株式会社ミロク情報サービス社外取締役。

受験勉強はつまらない

 合格めざして猛勉強中の皆さんに水をさすようで恐縮ですが、そう思いませんか。
 教えられたことを素直に学ぶ理解力、興味のない科目でも我慢して点数を稼ぐ忍耐力、意味や背景を深く考えるよりも手っ取り早く暗記する記憶力を鍛えた方が、受験には有利です。
 探求型学習やアクティブラーニングには興味がある、スマホやパソコンの操作を始めたら止まらない、アニメマンガが好きで自分でも絵を描いている、そういう高校生はマークシート方式の試験には不向きかもしれませんが、大学で実践的な教育を受けて社会に出れば、必ず輝く人材の原石です。
 なぜなら、社会人になったとき高い評価を受けるのは、理解力よりも答えのない世界で自分で考えて課題を解決する力、浅く広くではなく専門分野について深く学んだ知識や技術、過去の知識の量ではなく新しいことに取り組む創造力だからです。
 ウクライナ危機、ポストコロナの社会変容、DXなど産業技術の大革新、厳しい国際競争などに直面する社会や産業界は、そういう力のある人材を求めています。本学の入学試験では学修計画書や面接を重視し、何を学ぶかという意欲と偏差値では表せない潜在的な力の有無を判断します。
 ハーバード大学ビジネススクールは、優れた経営者を生み出す実践的教育研究で世界的に有名ですが、その手法は少人数によるディベートと、現実を踏まえたケーススタデイです。本学も同じで、少人数教育による親身な指導、産業界で勤務経験のある教員による現実重視の教育、現役経営トップによる講演、600時間を超えるインターンシップなど潜在的な力を大きく伸ばす教育体制を整えています。専門職大学制度に基づき設立され、これまでの大学にはない本格的な実践的教育研究を行う大学です。
 受験勉強はつまらない。しかし自分にはもっとやりたいことがある、実現したい夢がある、そのような志を持つ皆さんは、ぜひ受験をしてください。
 開志専門職大学は、文字通り皆さんの志を大きく開花させる大学です。