能力が伸びる、就職に圧倒的に強い大学

開志専門職大学
学長 北畑 隆生

 

開志専門職大学は2020年4月に開学し、今年2024年3月に初めて卒業生を社会に送り出します。

素晴らしい就職実績を上げましたが、まだまだ大学そのものに関する認知度は低いかと思いますので、ご説明させていただきます。

 

1.就職に圧倒的に強い大学     

 

開志専門職大学は、「就職に圧倒的に強い大学」です。

本学の就職希望者は、事業創造学部・情報学部の2学部合計で101名のうち、101名全員が内定を得ました。3月1日現在の内定率は100%、複数の会社から内々定を得た学生も多く、一人当たりの平均は1.6社となります。このほか、学生起業が6組、慶応義塾大学大学院への進学を決めた学生もいます。

 

内々定先企業も一流企業の代名詞である東証プライム市場上場会社が22社。非上場でも横浜銀行、アイリスオーヤマ、星野リゾート・マネジメント、NTTテクノクロスなど有名企業が少なくありません。新潟県内の従業員100人以上の企業が32社、栗山米菓、大光銀行、BSNアイネットなど有力企業が数多くあります。

 

歴史のある大学であれば、就職先の企業にいる先輩から会社の情報を聞き、筆記試験や面接の傾向などが分かりますが、本学学生にはそれがありませんでした。

 

にもかかわらず就職が好調な理由は、実践的教育の成果です。

在学中に企業内実習などで早めの社会人生活を経験して明確な職業意識を持ち、目的意識を持って勉学に励み、プロフェショナルなスキルを身につけたからだと思います。

 

ある学生は、「面接には絶対の自信がある。企業内実習で現場を経験し、企業、経営、職業は何かを体得し、自分のスキルを磨いてきた。プレゼンにも自信がある。自分の話ぶりに、ほほうと頷いた面接官の顔を見て合格を確信した」と言いました。

 

専門職大学は、入学した学生の能力を大きく伸ばす大学です。そして就職に圧倒的に強い大学です。

 

2.成長分野で実践的教育を行う大学

開志専門職大学は、「成長分野で実践的教育を行う大学」です。

 

  • 成長分野での人材育成

情報通信、健康ヘルスケアなどの成長分野は、高度人材が大量に不足しており、産業界の要望に既存の大学だけでは十分に応えることができません。

またスタートアップ、アニメマンガ、ファッション、クールジャパンなどは新しい成長分野ですが、既存の大学があまり取り組んでいません。

学生の側から見れば、成長分野とは、大学でしっかり学べば就職に有利で、実力に見合った処遇が得られ、産業や企業が大きくなるのに合わせてより高い地位で活躍する機会が広がる分野です。

専門職大学では、このような成長分野の人材育成に取り組んでいます。

 

  • 実践的教育

専門職大学が既存大学と大きく異なるのは、教育の手法が実践的教育であることです。

専門職大学では、①少人数クラス、②実務家教員、長期の企業内実習が義務づけられており、実践的教育を推進する体制が整っています。

 

①(少人数クラス)

授業は原則40人以下の少人数クラスです。高校の授業の規模と大差ありません。

既存の大学の多くで行われているような、何百人も入る大教室で一方通行の講義を行い、学生はひたすらノートを取るという授業はありません。単位として認められないのです。

学生数に比較して教員の数が多く、親身に指導する体制になっています。

本学では、10人の学生に1人の専任教員がいるという比率となります。兼任、非常勤も加えれば、5人の学生に1人の教員がいることになります。

この夏休み、他大学に進学した高校の同級生と話をした学生は、「本学は学生と教員の距離が近い」、「研究室を訪問すれば、教授が自分一人のために十分な時間をとって理解できなかった事柄を丁寧に指導してくれる、親身な指導が受けられることが他大学との違い」と実感したそうです。

 

②(実務家教員)

企業などで勤務経験があり、博士号など教員資格を持つ教員を「実務家教員」といいます。専門職大学は、教員の40%以上が実務家教員であることが条件となっています。

開志専門職大学では50%以上が実務家教員で、NTT、三菱電機、日本マイクロソフト、丸紅、日本製鐵などで勤務実績のある教員が揃っています。また、ベンチャー企業、地場企業の現役経営者が兼務で教員をしています。

このほか、現役の経営トップや元社長などゲスト講師として招く「トップランナー研究」という授業もあります。

現在進行形の産業や社会の現実、企業などの現場を踏まえた授業は、学生の興味、関心をひく魅力的な内容となっています。

 

3.企業で長期の実習を実施する大学

開志専門職大学は、「企業で長期の実習を実施する大学」です。

 

そして、先に述べました実践的教育の最大の特色は、4年間で600時間以上の企業内実習です。正式には臨地実務実習といいます。既存の大学はもちろん、専門学校、高専でもこれだけ長期の企業内実習をやるところはないと思います。大学内での実習を含めれば、卒業に必要な単位の3分の1は、実習です。

 

理論や幅広い知識を学ぶと同時に企業の現場で実践することで学生は大きく成長します。

➀ まず、企業の現場で従業員と一緒に仕事をすることで、働くこととは何か、自分に相応しい職業は何か、を考えるようになります。それは目的意識を持ったモチベーションの高い学習につながります。

➁ 大学で学んだことが企業など現場で通用するかどうか確認します。学びが足りなかったことに気づき、学び直しをします。通用することがわかれば、大きな自信になります。このような経験を繰り返すことで学生のスキル、能力が目に見えて向上します。

➂ 仕事に対する責任感、コミュニケーションの重要性、プレゼン能力の必要性など教室では十分に得られない貴重な体験をします。

 

学生からは、

「先週できなかったことが今週はできるようになり、とても嬉しい」

「人前で堂々と話すことができるようになった」

「外資系の企業で、33日間、24時間英語で生活する経験をし英語でもコミュニケーションできるようになった」

「任されたソフト開発が会社の広告に採用されて自信がついた」

というような報告がありました。

 

企業の側からは、

「従業員と机を並べて学生の研修を受け入れることには負担になる部分があるが、学生の新鮮な発想に自分たちが学習する機会にもなる」

「真剣に取り組んでいる。社会に出れば確実に活躍できる」

「卒業すれば、是非採用したい学生がいる」

などという嬉しい声も聞きました。

 

人生100年時代、若者は50年以上職業人として生き抜く必要があります。

 

開志専門職大学では、「少人数教育(1講義40人以下)」「実務家教員による指導」、「臨地実務実習(長期企業内実習)」に加えて、本学独自の実践型プログラムを数多く用意しており、皆さんが社会で活躍できる力を身につけていきます。

 

今後も開志専門職大学の教育・就職実績にご期待ください。

 

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