

開志専門職大学
栗原さんのお仕事の内容について教えてください。
栗原弘樹
現在の弊社の仕事内容は大きく2つありまして、1つは3DCGの映像制作、アニメーションや、映画の制作をしているCGプロダクションという仕事です。


開志専門職大学
新しい事業にも取り組んでいらっしゃるんですよね。
栗原弘樹
そうですね。新規事業として始めたばかりなんですが、日本の漫画を英語に翻訳して、ネットを通じて海外に売っていくという事業も始めています。


開志専門職大学
お仕事の魅力はどんなところですか?
栗原弘樹
この仕事の魅力は、何と言っても、世界に向けて一番発信しやすいジャンルなのかな、と思っていまして。


開志専門職大学
アニメや漫画、VRは世界中にファンがいますもんね!
栗原弘樹
新潟にいても日本全国、さらに海外、世界に向けて、自分たちが作ったものを見てもらえるというのが一番の魅力かなと思っています。



開志専門職大学
学生時代はどんな学生でしたか?どんなことに熱中していたのですか?
栗原弘樹
学生のときは「よく学び、よく遊べ」じゃないですけれども、「これとこれとこれは達成しよう」という目標を入学したときに決めていました。


開志専門職大学
入学した時からですか!
栗原弘樹
あとはもう一つ、誰よりも遊ぼうと思って入学しました。アルバイトも含めて、学校以外のことをどちらかというと頑張っていたかなという気もするんですが、最低限の目標は達成できたかなと思っています。


開志専門職大学
新潟の将来について考えていること、今後の展望等について教えてください。
栗原弘樹
新潟で現在問題になっていることは、人口が減り続けているということで、自分たちが少しでも新潟で魅力ある仕事をつくっていって新潟に残ってくれる若者を増やしていくということができればなと思っています。


開志専門職大学
新潟が新しい発信の場になれば素敵ですね。
栗原弘樹
新潟全体に魅力ができていけば、そこから面白いものはどんどん生まれてくると思いますので、そのほんの1%でも手助けができればなと思っています。


開志専門職大学
業界で求めている人材像とは?
栗原弘樹
今は色んな仕事が多角的な見方を必要としていると思います。

栗原弘樹
例えばCGの分野でもそうなんですが、その周辺を含めて考えられる、プロデュースできる能力を必要としているかなと思っています。



開志専門職大学
学生のうちにやっておくべきこととは?
栗原弘樹
専門分野のプラスアルファとして、何かしらの言語がもう一つできるといいなと思います。


開志専門職大学
世界に向けての話ですね。
栗原弘樹
今自分たちが海外とビジネスをやるという段になって、自分もすごく英語で苦労をしていまして。


開志専門職大学
英語が必要とされる?
栗原弘樹
たとえば英語じゃなくて中国語でもいいですし、フランス語でも何でもいいんですが、何かしらもう1言語できると新しいことができやすくなる。


開志専門職大学
なるほど。
栗原弘樹
現地の人ともコミュニケーションがとれて、親密に話ができて、そこからまた何か新しいものが生まれていくんじゃないかなと思います。


開志専門職大学
開志専門職大学の学生に伝えたいこと
栗原弘樹
今業界で働いている人たちって、どちらかというと学生のうちは専門的なことだけをやって、あとは現場でたたき上げられて、という人が多いと思うんですけれども、

栗原弘樹
開志専門職大学では4年間、専門分野とその周辺のことまで含めて勉強でき、自分たちにしてみるとものすごくうらやましいことです。ぜひその環境をフルに生かして、やりたいことを思い切りやって、社会に出てきてもらえればなと思います。

特別講師 栗原弘樹氏
新潟県出身。
新潟コンピュータ専門学校でITを学び、卒業後、新潟総合学院に入社し母校で教員として15年間勤務。CG、Webなどの
デジタルコンテンツクリエイターの育成を担当。
教職を辞し、2005年に専門学校時代の教え子を中心としたスタッフ7名と共に新潟市内で株式会社ファンタジスタを創業、代表取締役に就任。

