

開志専門職大学
今の事業を始めたきっかけを教えて下さい。
藤岡頼光
実は、私は東京でキュウ急便というバイク便の会社をしていました。オートバイを使った宅配の会社です。


開志専門職大学
今とは全く違う仕事をしていたのですね。
藤岡頼光
英語と全く違う仕事をしていました。そしてイタリアのオートバイを売るオートバイ屋も経営していました。イタリアのオートバイを売る時に出会ったイタリア人、イタリア第2位のメーカー、マラグーティさん(マラグーティ社のレアルコ会長)とオートバイの話がしたくて、それでフィリピンに来て英語を勉強しました。これが私の英語を勉強するきっかけです。

藤岡頼光
そして私の英語を勉強した経験をもとに作ったのがQQ Englishです。


開志専門職大学
昔から英語は得意だったのですか?
藤岡頼光
実は、いちばん苦手な科目が英語でした。英語を避けて今まで生きてきたと言っていいと思います。

藤岡頼光
ですが、フィリピン人と英語を勉強することによって、英語が好きになったんですね。


開志専門職大学
それはなぜですか?
藤岡頼光
フィリピンというと世界一ホスピタリティーのある国。やはりフィリピンの方と英語をしゃべることによって、彼らがモチベーションをあげてくれる、これが一番大きいと思います。


開志専門職大学
なるほど!継続して取り組むことができそうですね!
藤岡頼光
そしてフィリピン人が世界で一番英語を教えるのが上手な国民だと思います。実はフィリピンの母国語はタガログ語、英語ではないのです。彼らは英語を勉強して話せるようになったのです。

藤岡頼光
フィリピン人が英語を勉強する人の気持ちがわかってくれるので、英語がネイティブではない国の方や、わたしのように英語が嫌いな者が英語を勉強するのにとても向いている国ではないかと思います。



開志専門職大学
学生時代はどんな学生でしたか?
藤岡頼光
私は16歳からオートバイに乗っていました。私の人生は高校生の時バイクで終わると思っていたのです。好きなオートバイに囲まれて生きていけばいいと思っていたのです。英語は全く無縁で、まさか英語の仕事をするとはその時は思っていませんでした。


開志専門職大学
好きなオートバイに熱中していたのですね。
藤岡頼光
私は10代の時、英語と全く関係ない生活をしていました。世界の扉を開いたのは40歳の時。英語が話せるようになって人生が変わりました。こんなにわくわくする世界があるとは知らなかったのです。


開志専門職大学
開志専門職大学の学生に伝えたいことは何ですか?
藤岡頼光
ぜひ10代の皆さんに早く世界の扉を開いて、その扉の向こうを見てほしいと思っています。こんなにわくわくする世界を見ずに死ぬのはもったいなさすぎます。

藤岡頼光
少しでも英語を勉強していただき、話せるようになって、人生を変えてほしい。今はそういうふうに思っています。

特別講師 藤岡頼光氏
1965年、埼玉県生まれ。
1992年、ツーリング仲間とバイク便会社「キュウ急便」を起業。2000年、バイクのメンテナンスもしたいとバイク屋を立ち上げ、輸入スクーターの専門店も開始。40歳の時に、フィリピン・セブ島にてフィリピン留学を経験。そして、2009年、44歳の時にQQ Englishを創業し現在に至る。

