PUBLICATION/3DCG

出版/3DCG

TEACHER

出版/3DCG 授業を支える先生たち

准教授

野上 勇人

NOGAMI Hayato

編集者、ライター。埼玉県出身。中央大学法学部法律学科卒業後、広告制作会社を経て編集プロダクションに入社。以後、実業之日本社、イーブックジャパン、ワークスコーポレーション、SPBS、ソシム、秋水社など出版関連10社近くに所属。広告・販促ツール・雑誌・書籍・電子書籍などの編集を手がける。2012年8月、合同会社CRAZYを設立。2015年に東北芸術工科大学芸術学部文芸学科に着任し、講師、准教授を歴任。日本文化デザインフォーラム会員。

「表現」は受け手に届いてこそ完結する

近頃の若者は映画やドラマやアニメを倍速で観ると聞きます。「そんなふうに観て、コンテンツの良さが本当にわかるのか!」と、怒りたくなるのはつくり手の思考です。そりゃ、つくり手は精魂込めてつくったコンテンツを、隅々までしっかりと堪能してほしい。しかし今の受け手にとって、それは難しい相談なのです。今は、面白そうなコンテンツが数え切れないほどたくさんあります。どうやって効率よく「面白さ」を享受するか。そのことに受け手は心血を注いでいます。そうなると、つくり手も対応しなければなりません。受け手が倍速で観るなら、飛ばし読みするなら、それを前提として表現する。「そういう受け取り方もアリだよね」と、言えるようなクリエイターになればいい。作品はつくられた瞬間に作者の手を離れて独り歩きしていきます。誰かに届いて初めて、作品として完結します。届けなければいけない。届かなければ意味がない。「どのように人に伝えるか」。これからの時代に合った伝え方を考え抜いてほしい。本学部では、そうしたトレーニングにも注力しています。


講師

日髙 千秋

HIDAKA Chiaki

3DCGクリエイター。2013年からフリーランスとして活動し、主にディレクション、3DCGアニメーション業務に携わる。ゲーム、アニメ、映像など、ジャンルを問わず幅広く活動。大学や専門学校にて3DCGに関する教育にも携わる。

©SEGA/PHANTASY STAR PARTNERS

3DCGは、将来の大きな武器となる

3DCGは現代社会において幅広く活用されています。たとえば、映画やテレビ番組の映像制作において、リアルで立体的な映像を作成するために3DCGが活用されています。また、ゲーム業界でも、キャラクターモデリングや背景デザインなどには3DCGが欠かせません。TVアニメでも3Dが使用されている作品が増え、2Dと3DCGを組み合わせるハイブリッドな画面作りの手法も多く採用されています。そしてイラスト専用のソフトウェアでも、背景やキャラクターの素材として3DCGが導入されています。
このように、さまざまな業界で3DCGが活用され、効果的で魅力的な作品を生み出すことができるようになりました。3DCGを効率的に使用することで、新しい表現の可能性が広がっています。3DCGの知識とスキルは、さまざまな分野で求められており、将来のキャリアにおいても大きな武器となることは間違いありません。2D作品にも3DCGを上手く活用して、魅力的かつ効果的に作品に取り入れる方法を学ぶことは、自身の創造力の幅を広げるための取り入れる方法を学ぶことは、自身の創造力の幅を広げるための3DCGにもチャレンジしてみてください。

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