開志専門職大学ならではの学び方や特徴的な講義、学生の取り組みについてご紹介する<開志のまなび>。今回は、事業創造学部の2年生が前期(4~7月)に行った「新規商品開発・販売実習Ⅰ」について、2つの実習先企業との取り組みをご紹介します。
在学中に600時間以上。企業内実習でビジネスの力を付ける
開志専門職大学では、在学中600時間(約5カ月)以上の企業内実習(臨地実務実習)を、全学部・全学生が実施します。「企業内実習が多いことが進路選択の決め手になった」と話す在学生も多く、講義で学んだことをビジネスの現場で実践する、開志の特徴的な科目です。
事業創造学部の企業内実習(臨地実務実習)では、1年次の後期からスタートする「企業内実習Ⅰ」で、基本的なビジネスマナーや仕事の流れなどを、各企業による実習を通して学びます。
▼1年次の後期に行われる「企業内実習Ⅰ」実習報告会の様子はこちら
その後、2年次の前期から始まるのが、今回ご紹介する「新規商品開発・販売実習Ⅰ」です。
「新規商品開発・販売実習Ⅰ」は、実習先の企業活動について学んだ後、その企業における新商品・新サービスを企画して実習先企業へプレゼンを行う実習です。最終プレゼンテーションに向け、各企業において独自性のある実習が行われました。
■リコージャパン株式会社 新潟支社
リコージャパン株式会社 新潟支社では、ワークスタイルの変化に対応した新しいオフィス空間「ViCreA(ヴィクレア)」の販売につなげるために、社内見学を行いながら実践事例を説明しています。学生たちはこうした「ViCreA(ヴィクレア)」の提案販売プログラムを6月15日(火)に見学。6月23日(水)には、学生が開志の教職員に対して提案販売プログラムを実施しました。学生は社員の方の説明をベースにしながら、より分かりやすくするための工夫や来客対応などを考えて実践しました。
■株式会社Sight
日本最大級のオールジャンルのダンスフェスティバル「にいがた総おどり」の企画・プロデュースを手掛ける株式会社Sightの実習では、学生が5月19日(水)、25日(火)、6月1日(火)に、イベント会場となる街を巡り、商店街が抱える問題点について商店街長からヒアリングを実施。また、国際外語・観光・エアライン専門学校、国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校にて総おどりに取り組む教員や実際に踊っていた卒業生を招き、コロナ禍においてにいがた総おどりにどう関わっていきたいか取材を行いました。
学生たちは「コロナ禍においてにいがた総おどりを盛り上げる」をテーマにTikTokや Instagramを使ったオンライン企画「TSUNAGEにいがた総おどり」を7月14日に始動。2021年9月に予定されているにいがた総おどり祭20周年の舞台を盛り上げる取り組みを行っています。
開志の実践的な学びを代表する科目、企業内実習。
今後も企業内実習の様子はHPなどでレポートしていきます。