【アニメ・マンガ学部】新潟視覚芸術研究所「RIVNA」開設に伴うKick offシンポジウム開催のお知らせ

本学アニメ・マンガ学部では、新潟視覚芸術研究所「RIVNA」設立に伴い、2022年6月4日(土)に紫竹山キャンパスにてkick offシンポジウムを開催します。

 

新潟視覚芸術研究所「RIVNA」とは?

RIVNA(リヴィナ)=「Research Institute of Visual and Narrative Arts, Niigata」 とは、アニメ・マンガなどの視覚表現の技術と中間素材アーカイブ、および産業論的、文化社会学的アプローチによる調査・研究を目的として、開志専門職大学アニメ・マンガ学部内に発足した機関です。
大学等で一般的な作品論、作家論的研究ではなく、日本で唯一の表現技術とメディア環境の分析に特化した研究を行います。

本機関の設立に伴い、業界に精通するゲストを招いてのkick off シンポジウムを開催します。

 

テーマ「アニメ中間素材アーカイブの現状と課題」

1本のアニメは、絵コンテや原動画、背景画など大量の中間素材によって生み出されるものです。完成した映像作品だけでなく、こうした中間素材を保存・管理し、後世に活用の機会を残すアーカイブの活動は、日々大量のアニメ作品が生産されている日本において、喫緊の課題と言えます。
開志専門職大学アニメ・マンガ学部が新たに開設する新潟視覚芸術研究所(RIVNA)では、このアニメ中間素材アーカイブの現状と課題を検証するため、文化庁、大学、美術館、アニメ制作会社よりそれぞれ専門家のゲストを招き、多角的な観点からアプローチを行います。

 

kick offシンポジウム開催概要

日時/2022年6月4日(土)13:30~17:00(13:15開場)
会場/開志専門職大学 紫竹山キャンパス S405・406
(〒950-0914 新潟県新潟市中央区紫竹山6-3-5)
※どなたでも無料でご参加いただけます。
※会場は古町ルフルキャンパスではございませんのでご注意ください。
※当日は、Zoomによる同時ライブ配信も予定しております。

登壇者(順不同、敬称略)
椎名ゆかり……文化庁 芸術文化調査官(メディア芸術担当)
石田美紀……新潟大学 アニメ・アーカイブ研究センター共同代表
山口洋三……福岡アジア美術館 学芸課長
清水英利子、飯沢洋子……トムス・エンタテインメント アーカイブ課

進行
木村智哉……本学アニメ・マンガ学部 准教授

 

登壇者プロフィール

■椎名ゆかり:文化庁 芸術文化調査官(メディア芸術担当)
東京藝術大学非常勤講師、デジタルハリウッド大学特任教授。アメリカ・オハイオ州ボーリンググリーン州立大学院ポピュラーカルチャー専攻修士課程修了。海外マンガ翻訳者、ライター等、「海外とマンガ」をテーマにさまざまな分野で活動。

■石田美紀:新潟大学 アニメ・アーカイブ研究センター共同代表
専攻は視聴覚文化論。音声から視聴覚媒体としてのアニメのあり方を考察している。著書に『アニメと 声優のメディア史――なぜ女性が 少年を演じるのか』(2020)など、共著に 『アニメ 研究入門[応用編]――アニメを究 める11のコツ』(2018))など。

■山口洋三:福岡アジア美術館 学芸課長
1969年生まれ。2022年3月まで福岡市美術館学芸係長。同館にて「富野由悠季の世界」(2019~2022年。兵庫県立美術館、島根県立石見美術館、静岡県立美術館、富山県美術館、青森県立美術館と共同)、「成田亨 美術/特撮/怪獣」(2014~15年。富山県立近代美術館、青森県立美術館と共同)などを企画。

■飯沢洋子:トムス・エンタテインメント アーカイブ課
1994年、東京ムービー新社(現トムス・エンタテインメント)企画部へ入社。文芸業務を経て、2003年より企画書、シナリオ、アフレコ台本の管理、電子化に従事。2016年よりアーカイブ専任として、左記資料類を担当。

■清水英利子:トムス・エンタテインメント アーカイブ課
1997年、キョクイチ東京ムービー(現トムス・エンタテインメント)制作部へ入社。制作進行を経て、2007年より管理部へ異動し、アーカイブ業務などに従事。2016年よりアーカイブ専任として、絵コンテ、設定、版権画稿等を担当。

(以上順不同、敬称略)

 

参加のお申し込みはこちら

<参加無料・オンライン同時開催>
※お申込み〆切:5月31日(火)

※お申込みいただいた方へ、事前にメールにてZoom視聴用URLをお知らせいたします。


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