2023年11月2日(木)、情報学部 小野山博之准教授が、新潟県立六日町高等学校で出張講義を行いました。
講義には六日町高校1年生24名、2年生19名の生徒の皆さんが参加されました。
講義は、90分間にわたり、本学情報学部のご紹介、そして小野山准教授の専門分野である農業ロボット技術についての説明がありました。
特に、LiDAR(Light Detection and Ranging)技術※についての実践的な体験も行われ、生徒の皆さんは最先端の技術に触れることで、情報学やロボット技術に対する興味を一層深めていただける機会となりました。
※LiDARは「Light Detection And Ranging」の略。レーザ光を照射して、その反射光の情報をもとに対象物までの距離や対象物の形などを計測する技術のこと。
授業後には、生徒の皆さんから感想をいただきました。
1年生
「授業では、果実の自動採収や運搬など、農作業の自動化について、たくさんのカメラで座標や距離を認識する運動学などを利用して行う応用性のある機械の紹介があり興味を持ちました。実際にLiDARを搭載した機械で教室内や廊下をスキャンして地図も作成し、機械の奥深さや繊細さを知ることができ、より一層、情報・工学系に興味が湧いてとても面白かったです。自動化をどれだけスムーズで効率よく行えるのかを研究してみたいと思いました」
2年生
「農業に使われるロボットについてのお話の中で農業就業者の平均年齢が66.8歳と聞き、高齢化に伴う体力低下にロボットが役立つと思いました。ディープラーニングがぶどう収穫機以外でどのようなものに応用されているのか気になったので調べてみようと思いました。ロボットについての進路は考えたことがありませんでしたが、授業を聞いて今後検討してみようと思いました」
六日町高校の皆さん、ありがとうございました。
今後もこうした取り組みはHPやSNSでご紹介していきます。
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