本学 情報学部の学生チームが、学校内の困り事を解決するプロダクト開発コンテスト「Google Cloud Challenge2022」(主催・株式会社プロッセル)で優秀賞(全国2位)を受賞しました!
「Google Cloud Challenge2022」とは…
全国の大学、大学院、高等専門学校に在籍をしている学生を対象に開催されたGoogle Cloudを使用したプロダクト開発のコンテスト。テーマは「学校内で困っていることを解決するプロダクトの開発」。全国から12チームが出場、一次審査を突破した8チームが本選へ進み、見事、本学 情報学部2年生チームが優秀賞(全国2位)を受賞しました。
受賞インタビューをご紹介します。
――全国2位・優秀賞受賞おめでとうございます!発表されたときはどんな気持ちでしたか?
■熊倉一哉さん(新潟県 新潟江南高校出身/写真一番左)
「まさか自分たちが優秀賞を受賞できるとは思ってもいなかったです(笑)驚きの連続でした。しかし短期間でも諦めずに努力し続けられたことに誇りを持てましたし、努力が報われたと実感しています!」
■谷井友哉さん(新潟県 村上桜ケ丘高校出身/写真一番右)
「素直にうれしかったです。チームメンバーがいなければ、受賞は確実にできていなかったので、本当に感謝しています!」
――どんなプロダクトを開発したのですか?
■谷井さん
『図書室の入退室管理システムです。現在、私たちのキャンパスでは、図書室に入退室するときに紙媒体で入退室情報を記録しているのですが、利用する学生、教職員へのアンケートの結果、「毎回紙に書くのが面倒だ」という声が多かったんです。また、図書館を管理する司書の方も、記入された情報をPCに入力する作業で記入漏れや情報の見落としが発生する可能性が高いという問題点があり、これらの課題を解決するためにこのシステムの開発に決めました』
――なぜこのコンテストに挑戦しようと思ったのですか?
松崎優樹さん(新潟県 小出高校出身/写真右から二番目)
『はじめに挑戦しようと思ったきっかけは堀川桂太郎先生と西川浩平先生の「API実習※」という授業で紹介されたことです。Google Cloudを勉強する良いきっかけになると思い、挑戦を決めました!クラウド分野は今一番注目されているICT分野です。私たちのチームメンバー全員が「クラウドエンジニアコース」と「AI・データサイエンティストコース」を履修しています!』
※API実習とは・・・電気、ガス、水道、道路などあらゆるものを情報システムとビッグデータが支えています。様々な情報システムとデータをつなぐ仕組みをAPIと言います。API実習では、APIの作り方からセキュリティ上の注意点、応用方法を学び、独自のAPIとそのAPIを使ったサービスやアプリ開発を行います。
――苦労したこと、学んだこと、楽しかったことを教えてください。
平山楓さん(新潟県 村上中等教育学校出身/写真左から二番目)
「メンバー5人で役割分担をして行ったのですが、統括を私が担当しました。他のメンバーに教えつつ、まとめる作業を行っていたので、形になるのがギリギリになってしまい、その点は苦労しました…。ですが、実際のクラウドを使って実践的に学ぶことができた経験はとても貴重な経験だったと思います!チームで一つのプロダクトを開発するという体験自体が学びの連続で楽しかったです」
――4月からは皆さん3年生ですね、今後の大学生活の抱負を教えてください!
■熊倉さん
「今回の経験で自分の技術には何が足りず、何を伸ばしていけば良いのかが明確になりました。この経験をもとに再度学びを続けていきたいです。また機会があればこの5人で別のコンテストに挑戦したいです!」
■谷井さん
「現代は就職や起業など様々な選択肢があるので、今回学んだことを活かし自分の将来を見据えて技術者として成長するために今後もあらゆることに挑戦したいです!」
■松崎さん
「今後の勉学はさらに難しくなり、より実践的な内容を学んでいくことになります。また就職活動も本格的に始まります。勉強と就活の両立をしつつ残りの学生生活を楽しみたいです!」
■平山さん
「今回の受賞で一つ自信がつきましたので、今後もこういったコンテストに参加したいです。また、クラウドについて一層理解が深まったので、自分の得意分野として伸ばしていきたいです!」
■武淵隼大さん(群馬県 渋川高校出身)※取材日は欠席のため後日コメントをいただきました。
「初めてチームで何を創るという経験ができたことがとても楽しかったです。今回の経験を活かし、今後はグループワークや実習などの学ぶ経験をより良いものにしていきたいと思います!」
皆さん、おめでとうございました!インタビューへのご協力ありがとうございました。
今後も学生の皆さんの活躍をHPでご紹介していきます。