<開志のまなび>事業創造学部「デザイン・シンキング概論」NECコーポレートデザイン本部の方にゲスト講演をしていただきました

開志専門職大学ならではの学び方や特徴的な講義、学生の取り組みについてご紹介している<開志のまなび>。過去2回ご紹介した、デザインの考え方を駆使して課題解決や新しい製品・サービスを生み出す手法を学ぶ講義「デザイン・シンキング概論」【担当:西川昌宏准教授】にNECコーポレートデザイン本部から勝沼潤本部長と井手裕紀本部長代理が来学し、ご講演いただきました。

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▲NECコーポレートデザイン本部・勝沼 潤 本部長

▲NECコーポレートデザイン本部・井手 裕紀 本部長代理

4月から計15回行ってきた授業の総括として実施された今回の講演。NECの企業の成り立ちや事業領域、今回の授業で学んだ「デザイン・シンキング」が企業でどのように使われているか、NECでの新事業創造の実例を交えながら説明いただきました。

講演の最後には学生へのメッセージを2ついただきました。1つ目は「物事をいろいろな角度から捉えよう」。これは井手さんが日々意識をして取り組んでいることで、さまざまな角度から物事を俯瞰して見ることで捉え方が変わってくるとのこと。2つ目は「明日は今日の次の日であり 明後日の前日でもある」。明後日(未来)を考えて明日なにをするか考えることが重要であるとメッセージをいただきました。また、インターネットや本で調べられることは誰もが思い描ける未来であり、自分自身の原体験や、思いから考えられる未来が大切であるといったお話もあり、学生も真剣に聞き入っていました。

授業の後半は、西川先生からこれまでの授業の総括。


デザイン・シンキングの5つのプロセス「共感」「問題定義」「創造」「プロトタイプ」「テスト」から、それぞれ学んだことを解説し、最後に「プロセスとツールをなぞっているだけでは新しいものはできない。5つのプロセスはきっかけである」。といった言葉を紹介し、「何事にもポジティブに取り組んでいくマインドセットが重要」という学生へのメッセージで授業は終了しました。

これまで全3回にわたって紹介してきた「デザイン・シンキング概論」。
今後も<開志のまなび>では、授業を受ける学生の様子と開志ならではのさまざまな授業を紹介していく予定です。

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