第二次世界大戦が終結してから80年が経過しましたが、世界は未だ不安定な情勢が続いています。今回上映する『うしろの正面だあれ』は、作家・海老名香葉子氏の戦争体験を描いた自伝的小説をア ニメーション映画化した作品です。監督は、戦時下の日本を描いた作品を数多く手がけられてきた有 原誠治氏、また画面構成は若き日の片渕須直氏(『この世界の片隅に』監督)と、アニメーション映画の 観点からも興味深いスタッフが関わっています。当日は本作の上映に加え、有原誠治監督ご本人と、新潟大学助教として日本のアニメーション作品における第二次世界大戦の表象と集合的記憶について研究されているアルト・ヨアヒム氏をお招きし、アニメーションを通した戦争表現について、様々な観点 から考えてみたいと思います。皆さまのご来場をお待ちしております。
案内チラシはコチラ
日 時: 2025年11月12日(水)、17時00分~19時30分(16時45分開場)
場 所: 開志専門職大学 古町ルフルキャンパス
〒951-8063 新潟市中央区古町通1010番 古町ルフル11階 F209教室
※どなたでも無料で参加いただけます。
※事前申し込み不要です。
上 映 作 品 :『うしろの正面だあれ』(1991年)
トーク登壇者:有原誠治(アニメーション映画監督)
アルト・ヨアヒム(新潟大学 助教)
木村智哉(開志専門職大学 准教授)
※有原誠治監督がご体調を崩されたため、当日のご来場は無しとなりました。当日までにご回復されればオンラインでの参加を希望されていますが、詳細は未定です。なお、上映およびアルト・ヨアヒム先生による講演は、予定通り行われます。また有原監督からは事前に、いくつかコメントをいただいておりますので、それに基づいたトークを行えればと考えております。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
主 催 :新潟視覚芸術研究所(RIVNA)
お問い合わせ:kimura.tomoya@kaishi-pu.ac.jp
025-378-1694 (開志専門職大学アニメ・マンガ学部合同研究室)