情報学部の2･3年次後期に実施する長期企業内実習科目「臨地実務実習」。今年度は企業45社に分かれ、2年次は約5週間(150時間)、3年次は約15週間(450時間)の長期実習です。
「株式会社ジェイ･エス･エス」の実習は11月上旬まで2年次･3年次の実習が並行して行われ、12月現在は3年次の実習のみ続いています。
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今回のレポートでは、会社説明会の運営業務に取り組んだ12月上旬頃の実習の様子をご紹介します。
(株)ジェイ･エス･エスは、学校法人や医療福祉法人を中心にIT機器販売、ネットワークインフラ構築、システム開発・導入をはじめとして、幅広くIT関連の事業を展開するNSGグループの企業です。
現在、(株)ジェイ･エス･エスでは人材採用のため、定期的に会社説明会を開催しています。実習ではその会社説明会(オンライン)の運営業務として、事前の資料作成から、当日の会社説明まで携わらせていただきました。
情報学部3年･二宮さん(写真下段左)は『会社説明会では、自社開発アプリの説明と、「プログラミング体験」というエンジニア体験プログラムの資料作成、説明を担当させていただきました。参加者の目線に合わせた資料作成を意識し、満足のいく資料作成ができたと思いますが、当日の説明に関しては、参加者の方とのコミュニケーションの中で、静まり返ってしまう場面があるなど、雰囲気作りの点で反省があります。もう少し、会を盛り上げる術を考えることができたのではないかと思います』と会社説明会の運営業務について振り返りました。
同･情報学部3年･小林さん(写真下段右)は「当日の説明に関しては、練習を重ねて挑んだので、十分なパフォーマンスを発揮できたと思います。今後は、より魅力的な会社説明会を開催できるよう、他企業の会社説明会の内容も調査し、課題の発見、改善、新規提案を行っていきたいです」と述べました。
(株)ジェイ･エス･エスの実習では、こうした会社説明会の運営の他にも、Webサイト内「お問い合せフォーム」から届くお問い合せ内容に関するデータ分析や、Webサイト内のデザイン改善に関する業務にも取り組んでいます。また、今後は外部の企業に出向き、PCの設定業務にも携わる予定です。
1月末まで続く3年次の長期実習。日々あらゆる業務に取り組むことで、まさにビジネスの現場ならではの経験を積み、生きた知識や技術を習得できる有意義な学習プログラムとなっています。
今後もこうした実習の様子は、引き続きHPでご紹介していきます。