2025年6月16日(月)に、本学事業創造学部の実習科目「商品開発実習」で「インフルエンサーマーケティング」の講義を実施しました。
事業創造学部2年生を対象に開講している「商品開発実習」では、協力企業の依頼に基づき、学生が新潟の食資源をもとにした新商品の開発を行い、商品企画案の採用と商品化を目指して実習に取り組んでいます。
主に山形県内で活動している動画クリエーターである勝手にオネーサン様が来学し、自身の経験をもとに『SNSを活用した新商品の伝え方』について講義を実施しました。
勝手にオネーサン様からは、自身が会社員のときに取り組んで700万回再生を実現したTikTokの動画制作の話しや、アクティブアカウントを維持するために発信の継続をどのように行っているかについてお話を頂きました。また、発信者側としての注意点、発信の時間帯、自己のブランディングの大切さを学生との対話のなかで説明して頂きました。学生にとっては、大きな影響力を持っているインフルエンサーから直接学ぶ機会が得られ、今後の商品企画案の顧客への伝達について大きな学びになりました。
【学生のコメント】
インフルエンサーマーケティングの影響力の大きさと、その戦略的な活用法を学びました。特に、ブランドとの親和性や信頼性のある発信が購買行動につながることも理解できました。実際の成功事例を交えた説明で、より具体的なイメージが持てました。
(事業創造学部2年 高柳 壱成)
特に印象的だったのは、インフルエンサーの発信力が企業のイメージや商品の売上に与える影響の大きさです。フォロワー数だけでなく、発信内容の一貫性が重要であるという点に学びがありました。講義の中で紹介された成功事例や失敗事例から、SNS上の発言が炎上につながるリスクや、逆に効果的な戦略によって大きな広告効果を生む可能性があることを理解しました。
(事業創造学部2年 長濱 泰之)
今回の講義では徹底したターゲット分析について私は学ぶことができました。誰に、どのような情報を届けたいのかを明確にすることが、動画作りの出発点であることを学びました。性別、年齢層、興味関心など、具体的な視聴者像を細かく設定することで、より響くコンテンツを企画できると理解しました。
(事業創造学部 2年 藤井 俊也)