「農業」ベジタリア株式会社 小池社長が登壇!:「現代産業論」講義レポート

開志専門職大学では、社会の最前線で活躍するプロフェッショナルをゲストに迎え、学生が「仕事のリアル」に触れる「現代産業論」を開講しています。

第10回の講義では、ベジタリア株式会社 代表取締役社長 小池聡様をお迎えし、をテーマにご講演いただきました。

農業は、テクノロジーとビジネスの最前線にある

「農業」と聞くと昔ながらのイメージを持つ人も多いかもしれませんが、小池様が紹介したのは、AIやIoT、ビッグデータを駆使した次世代型の農業=スマート農業でした。

講義では、実際の農場での栽培管理やデータモニタリングの仕組みを写真とともに紹介し、気候変動に対応した栽培技術や、水田のメタンガス排出量を削減する取り組みなど、社会課題と結びついた農業ビジネスの最前線が展開されました。

地域の課題解決につながる“6次産業化”とスマートフードチェーン

さらに、農業の生産だけでなく、加工・販売・外食・健康に至るまで、バリューチェーン全体を一体化する“スマートフードチェーン”の構想についてもご紹介いただきました。

栽培から流通、消費者との対話までを一貫してデータでつなぐ仕組みは、地域活性化や環境対応、食の安全・安心の実現に向けた新しいアプローチとして注目されています。

「チャレンジする権利、失敗する自由」から始まる未来

講義の最後に、小池様から「Right to Challenge, Freedom to Fail(挑戦する権利と、失敗する自由)」という言葉を学生に贈られました。社会課題が山積する今こそ、ビジネスの視点で未来を変える一歩を踏み出してほしいという力強いメッセージが伝えられました。

小池様、ありがとうございました。

現代産業論の講義レポートは、今後もHPやSNSでご紹介していきます。

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