「起業というキャリアを考える」スナップ新潟 荒川由晃様が登壇!:「現代産業論」講義レポート

開志専門職大学では、社会の最前線で活躍するプロフェッショナルをゲストに迎え、学生が「仕事のリアル」に触れる「現代産業論」を開講しています。

第5回講義は、新潟駅近くに位置するスタートアップ拠点「SN@P(スナップ)」を運営する株式会社スナップ新潟 取締役 荒川由晃様をお迎えし、「起業というキャリアの選択肢とその選び方」をテーマにご講演いただきました。

「起業」は特別なことではなく、選べる“ひとつの道”

講義ではまず、現代の社会状況や働き方の変化を紹介しながら、「会社に勤める」以外にも、フリーランス、個人事業主、スタートアップ創業など、さまざまな選択肢がある時代であることを丁寧に解説。
中でも「起業」は、特別な才能や資本がなくてもチャレンジできる“開かれた選択肢”であるというメッセージが印象的でした。また、「経営者」と「起業家」の違い、個人で始める事業と組織化を目指すスタートアップとの違いなど、学生にもわかりやすい図解を交えて、キャリア形成の中で“どの道を選ぶか”の判断軸についても共有されました。

「やってみたい」が最初の一歩になる

荒川様は、「成功するために起業するのではなく、“やってみたい”と思ったら、まず一歩踏み出してみることが大事」と強調。学生時代こそ、資本や責任のリスクが少ない“最適な挑戦のタイミング”であると伝えられました。

後半は学生起業家の古津瑛陸さんを交えてトークセッション

講義の後半では、本学の先輩であり、実際に学生起業をしている古津瑛陸さん(株式会社Lacus代表)とスナップ新潟の代表取締役社長の逸見覚様が加わり、トークセッションを実施しました。
テーマは「学生起業のリアル」。教科書には載っていない体験談が語られました。

学生からはリアルタイムで質問が寄せられ、「仲間はどうやって見つけたんですか?」「就職しとけば良かったと後悔したことはありますか?」「最高月収は?」など、率直で具体的な問いに対して、古津さんが一つひとつ丁寧に答えていきました。

学生からは、等身大の先輩の姿を通じて「起業は遠い世界の話ではない」「起業することへの不安が減った」などの声が上がり、挑戦のハードルを一つ下げてくれる、そんな学び多き時間となりました。

荒川様、ありがとうございました。

現代産業論の講義レポートは、今後もHPやSNSでご紹介していきます。

事業創造学部についてはこちら