<事業創造学部 学習支援センターの取り組み>事業創造学部3年 小黒 拓樹さんが日商簿記検定2級に合格しました!

事業創造学部の学習支援センターでは、在学生の資格取得をサポートするためのさまざまな講座を開講しています。
今回は、学習支援センターのサポートを活かし、日商簿記検定2級に合格した在学生の声をお届けします!

★日商簿記検定2級合格! 事業創造学部3年 小黒 拓樹さん(新潟県・新潟青陵高等学校出身)

■簿記2級の資格取得を目指したきっかけを教えてください。

人生は一度きりだから、経済や経営に関する難関資格に挑戦しようと決意し、お金のプロフェッショナルである公認会計士を目指しています。大学入学後は、金銭面の制約から直接公認会計士予備校に通うことが難しかったため、基礎から着実に実力を養うべく、簿記3級から受験し、今回簿記2級を合格することが出来ました。

 

■学習支援センター「簿記講座」に参加して良かったことは?

何と言っても整った学習環境です。集中できる環境がテスト勉強をする上で非常に効果的でした。また、分からない点があれば、講師の先生にすぐに質問できる体制が整っていました。

 

■試験に向けて力を入れて取り組んだことを教えてください。

「問題を解く(アウトプット)」ことに集中した点です。
簿記2級は3級とは異なり、工業簿記が加わり範囲が広がるため、いかに早く一通り問題を解き、復習を通じて定着を図ることが重要です。アウトプットを行うことで、自分で解法を考えたり、理論を理解したりする作業が加わり、記憶が定着しやすくなりました。インプットだけでは理解が浅くなりがちですが、アウトプットをすることで、各論点の理解が深まり、特に工業簿記では全体像をストーリーとして把握できるようになりました。現在私は簿記1級の勉強をしていますが、過去の経験から学び、テキストを読んだ後はすぐに例題を解き、問題集を使って復習するという一連の作業を論点ごとに繰り返すことで、理解度が大幅に向上しています。

 

■試験に向けて力を入れて取り組んだことを教えてください。

私の直近の目標は、日本で公認会計士として実務経験を積み、確かなスキルを身につけた後、USCPA(米国公認会計士)の資格を取得することです。この目標に向け、日々学習に励んでいます。まずは、年内または来年中に簿記1級に合格し、会計の基礎から実務までの知識をしっかり固めるつもりです。
また、日本とアメリカの会計制度には大きな違いがあり、グローバルな視点から会計スキルを磨くためには、両国の制度を理解することが不可欠だと考えています。そのため、英語力の向上にも努め、USCPAの取得を通じて、アメリカでの実践的な会計知識とスキルをさらに向上させ、国際的なフィールドで活躍できる人材を目指していきたいと思います。

 

■最後に、後輩へのメッセージをお願いします。

私からは「継続」の重要性についてお伝えします。
世の中にはさまざまな効率の良い学習法がありますが、継続できなければ意味がありません。 どんなに効果的な方法でも、続けられなければ成果は出ないものです。
私自身、学習習慣を身につけるためにポモドーロテクニックを活用しました。最初は 25minutes × 5minutes のサイクル、つまり 25分間の勉強と5分間の休憩 を繰り返しました。短い時間に集中するので取り組みやすく、無理なく続けられました。慣れてきたら、50minutes × 10minutes に変更しましたが、集中力が途切れにくくなり、より効率的に学習を進められるようになりました。
継続するコツは、無理をしないことです。 最初から長時間の学習を目指すのではなく、短い時間から始めることで負担を軽減し、習慣化しやすくなります。小さな積み重ねが、後々大きな成果につながります。

 


小黒さん、ありがとうございました!

開志専門職大学の学習支援センターでは、こうした講座等を通じて在学生の学びをバックアップしています。
自分に合った講座やサポートを活用して、将来の選択肢を増やしていきましょう。

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