NTTドコモ 経営企画部 事業開発室長 原 尚史様による事業創造学部1年生(起業家の卵たち)への楽しい応援講義が行われました。

2025年1月24日(金)、1年次の必修科目「ビジネスプランの基礎」(担当:古屋光俊先生)において、最終発表会が行われました。
「ビジネスプランの基礎」は、新しいアイディアを考え、そのアイディアを実現するための計画書(ビジネスプラン)を作成するための基本的なお作法を習得する講義です。

2024年11月15日(金)に開催されたラーメン事業についての中間発表会を経て、今回は、思い思いの自由なビジネスアイディアを発表する最終発表会です。最終発表会は、外部の専門家に対する、どきどきの発表会です。当日は、株式会社NTTドコモ 経営企画部 事業開発室長 原 尚史様とOpen Gate NIIGATA実行委員長の事業創造キャピタル株式会社 代表取締役社長 高橋秀明様のお二人をお招きして開催されました。

▲(写真左から)株式会社NTTドコモ新規事業開発部長 原 尚史様事業創造キャピタル株式会社 代表取締役社長 高橋 秀明様

発表会の前に、原室長からドコモでの起業家育成、ユニコーン輩出の仕掛け、「docomo STARTUP 未来をこの一瞬から創り出す」(社内スタートアッププログラム)についてご講演頂きました。

講演内容はとてもわかりやすく、特に、1000分3(千三つ)と言われる起業家の成功確率を説明するために、原さんと学生全員が「じゃんけん大会」を4回行い、勝ち残る確率(千三つ)を体感するゲームが行われました。A組、B組、2クラス行いましたが、最後に、1人、なんと、見事4回連続で勝利した学生が出ました。原さんから、アマゾンギフト券を頂き、学生にとって嬉しい瞬間でした。

原さんは、「日本の成長は、起業家とスタートアップの成長にかかっており、人材の宝庫と言われる大企業で、スタートアッププログラムを実施することの重要さ」を強調されました。毎年、1000人を超える大きな参加者によるスタートアッププログラムの大盛り上がりの様子をご説明頂きました。学生にとっても、ドコモという大企業の中でも、スタートアップや起業家ができるんだ、起業家が必要とされているんだという新しい発見と、だからこそ、この「開志での学び」が自分の人生にとって大事なんだという自覚が生まれました。

講演の後は、いよいよ最終発表会です。A組6チーム、B組6チーム、合計12チームの発表に対し、熱い応援を頂きました。
4分間の持ち時間のプレゼンテーションの中で、自分たちのアイディアのコンセプト、製品やサービス内容、ターゲット顧客、顧客への提供価値、売上予測など、様々な説明がされました。学生の発想はとてもユニークで『2weeks同居体験』(空き家を活用し同居を体験するサービス)『BluetoothBrush』(歯ブラシにBluetoothをつないで音楽を楽しみながら歯を磨けるプロダクト)などがありました。

発表後、原様、高橋様から、学生のビジネスプラン一つ一つに対して丁寧なコメントとアドバイスがありました。学生にとっては、自分たちの成果を評価してもらえる貴重な体験となり、2年次科目「ビジネスプランの応用」への弾みがついたことと思います。

7月27日(日)に開催されるOpen Gate NIIGATA 2025開志ラウンドでの、学生みなさんの、より進化した姿が見られることが期待される活気あふれる、楽しい発表会でした。

原様、高橋様、本当にありがとうございました。
こうした開志ならではの特徴ある講義の様子は、今後もHPなどでレポートしていきます。

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