事業創造学部「現代産業論」講義レポート 第1回:小売業/日本チェーンストア協会副会長 井上 淳様

「現代産業論」は、事業創造学部1年次必修科目、情報学部1年次選択科目として設置された基礎科目です。金融、自動車、食品、小売等、さまざまな産業界の第一線で活躍するゲスト講師の皆様に来学いただき、特別講義を行っています。
※受講対象者…事業創造学部 1 年⽣(必修)、情報学部1 年⽣以上(選択)ほか、過去受講生、アニメ・マンガ学部も聴講可能です。

2024年度の第1回目となった4月11日(木)の講義では、小売業界から、日本チェーンストア協会副会長 井上 淳様をお招きしました。
当日の講義の模様をご紹介します。

脱炭素、DX、CS、VUCA、サステナビリティ……。井上様からは、変化が激しい環境の中で、物流・小売産業がどのように変わったのか、変わっていくのかについてお話をいただきました。

特にCS(顧客満足)、お客様が何に満足するか、何を求められているのか等、変化する顧客や社会のニーズに合わせて小売の形態が変わっていく、といったお話が印象的でした。その例として、コロナ禍での非接触要望が増えたことが後押しした、ネットやバ―チャルでの顧客とのコミュニケーションや、キャッシュレス決済の活用などが挙げられました。

また企業に求められる役割も複雑化しており、消費者の満足だけでなく従業員の満足度との両立や、環境保全と経済成長、生活利便性の向上との両立など、ビジネスモデルや経営の変革が求められている状況を学ぶことができました。

井上様、ありがとうございました。

 


 

年間を通してさまざまな業界からゲスト講師をお招きして実施する「現代産業論」。
講義の様子は、今後もHPやSNSでご紹介していきます。

 

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