2023年10月28日(土)、NPO法人新潟情報通信研究所主催、本学 開志専門職大学 情報学部と新潟大学ビッグデータアクティベーション研究センター、株式会社ラネクシー、株式会社創客営業研究所、アーバンデータチャレンジ2023実行委員会の共催で、メタバース内で楽しくSDGsを探求し、チームで新たな価値を発見するイベント「ニイガタバース with UDC」を開催しました。
本学からは情報学部4年次の磯西徹明先生のICT活用総合実習(ゼミ活動)の一貫として「スパイスチーム」、及びメタバースに興味を持つ3年生と1年生がタッグを組んだ「紅茶チーム」の2チームが参加し、メタバースという最新テクノロジーを体験しながら、持続可能な未来にどのように貢献することができるかについての洞察をする機会となりました。
▲スパイスチーム(情報学部4年 )
▲紅茶チーム(情報学部3年 増晃佑)
参加者は、メタバース内で、SDGsのテーマの探求を行う「SDGsクエスト」というプログラムに取り組みました。「SDGsクエスト」とは、メタバース内に隠れているSDGsエンブレムをチームで探し出し、SDGsの取り組みを行う新潟県内の企業の事業と結び付け、企業のSDGsへの取り組みから学べることをまとめ、プレゼンテーションを行うというものです。
最後には、探し出したSDGsエンブレムの数やプレゼンテーションの内容から採点が行われ、見事、本学から参加した学生チーム「紅茶チーム」が優勝しました。
▲メタバース内に隠れているSDGsエンブレムを探し出します。
「紅茶チーム」のリーダーを務めた情報学部3年の増晃佑さん(新潟県 上越総合技術高校出身)は、
『この度は「ニイガタバース」で優勝することができて嬉しく思っています。当日は初めて入るメタバース空間内でSDGsのエンブレムを探し、見つけた個数とエンブレムに沿ったテーマで自由に意見を述べて競うという、新鮮な体験をすることができました。場所を選ばず、もう1人の自分を表現できるところがメタバースの良いところです。今回のようなイベントが身近になり、日常的に使われるようになれば、新しい繋がりやコミュニティが発生して、これまでに無かった新しい価値が生まれると考えています。これからもこのようなイベントに積極的に参加して、私なりの価値を見つけていきたいと思います』と感想を述べました。
また、本イベントの審査員を務めた株式会社創客営業研究所 代表取締役の木村尚義先生は、
「SDGsクエストは、これまでの講師主導の教育方法とは異なる自己学習を促す新しいプログラムです。多様性と対話を通じて新たな発想を促し、未知の未来に適応し、成功するスキルを養うことを目的としています。現代では膨大な情報の利用が可能ですが、その分、その情報が正しいのか、誤っているのか、という情報の信頼性を判断できる力が求められます。参加者の皆さんは今回のイベントを通して、その力を試すことができたのではないでしょうか。未来の見通しが不透明な時代において、新たなスキルを見つけることが重要ですが、メタバース空間では匿名性を保ちながら対話を促進することで、新しいアイデアを発見する力、課題を解決する力を身につけることができるでしょう」と講評がありました。
本イベントはSDGsへの貢献とメタバースの可能性を結びつけ、未来の持続可能な発展に向けた探求心を刺激するイベントとなりました。
今後もHPではこのようなイベントをご紹介していきます。
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