世界とつながる開志のまなび。歴史あるサラマンカ大学との交流会
スペイン北西部に位置する都市・サラマンカ。この都市で創設され、現存するスペイン最古の大学であるサラマンカ大学は、学問の中心地として中世から発展を続けてきた、歴史と伝統が息づく名門大学です。
日本サラマンカ大学友の会 専務理事である北畑隆生学長のご紹介により、このたび開志専門職大学とのオンライン交流会が実現しました。
第1回目となる今回の交流会。前半のプログラムは、開志生からサラマンカ大の学生へのプレゼンテーションです。
参加する学生は、プレゼンをより良いものにするため、ビジネスの基本=相手に“伝える技術”を学ぶ講義「ビジネスコミュニケーション」担当の先生に事前レクチャーを受けながら、発表資料やプレゼン内容の準備を整えていきました。
ついに交流会当日!開志生が堂々としたプレゼンテーションを披露
当日は10名の開志生が参加し、そのうち5名によるプレゼンテーションが行われました。
プレゼンを担当した学生たちは、お互いの大学の魅力や住んでいる地域について紹介。「新潟の魅力」「日本の魅力」をはじめ、「日本のアニメ・マンガ」や「開志生の大学生活」等について、写真やイラストを交えたスライドを使いながら丁寧な日本語で説明しました。
長野県出身の佐野仁美さん(事業創造学部1年)は「私の好きな新潟の食べ物」というテーマを選択。新潟ならではの食文化について、自分の感想や友達の話を交えながらオリジナリティーあふれるプレゼンを行いました。
サラマンカ大学の学生も、堂々とした開志生のプレゼンに見入っていました。
第2部はフリートークで学生同士が自由に交流
開志生によるプレゼンを終え、プログラムは第2部へ。少人数のグループに分かれての交流タイムでは、同世代ならではの話でどのグループも盛り上がっていました。
お互いに聞きたいことを日本語で話しながら、時折英語で意思疎通を図る場面も。「サラマンカではどんなことが流行っていますか?」「今はどんな日本語を勉強していますか?」「好きな日本語は?」…など、さまざまな質問が飛び交っていました。
サラマンカと新潟がつながり、それぞれの地域や暮らし方、大学での学びについて語り合った2校の学生たち。直接会うことは難しい状況ながら、同世代の学生との交流を楽しむ充実した時間となりました。
サラマンカ大学との交流会を終えて…
プレゼンテーションを担当した2名の学生に感想を聞きました。
■事業創造学部2年 石﨑大和さん(新潟県 新潟西高校出身)
—交流会の感想を教えてください。
「オンラインという形でしたが、サラマンカ大学の学生さんのリアクションが見れたところ。こちらが日本語で話しているのに、笑いながら頷いてくれたりして嬉しかったです」
—プレゼンをする時に気を付けたところは?
「海外の方が、日本語の説明だけでは理解できないと思ったので、プレゼン資料を見ただけで何が言いたいのかが分かるような資料を作るのが難しかったです」
■事業創造学部1年 佐野仁美さん(長野県 飯田風越高校出身)
—プレゼンで難しかったところは?
「ZOOMでのオンラインプレゼンテーションだったので、日本語に不慣れなサラマンカ大学の学生が、自分の言ったことを本当に理解してくれているのか確認するのが一番難しかったです」
—交流会を通して新しい発見はありましたか?
「サラマンカ大学の学生たちが、日本の暮らしや新潟に興味を持ってくれていることが嬉しかったですし、同じ大学生でも同じ視点を持っていろいろな世界を見てくれているということが刺激になりました!」
サラマンカ大学とは、第2回オンライン交流会を開催予定です。
今後も海外の大学との交流プログラムは、ホームページでレポートしていきます。