「現代産業論」は、事業創造学部1年次必修科目、情報学部1年次選択科目として設置された基礎科目です。金融、自動車、食品、小売等、さまざまな産業界の第一線で活躍するゲスト講師の皆様に来学いただき、特別講義を行っています。
※受講対象者…事業創造学部 1 年⽣(必修)、」情報学部1 年⽣以上(選択)ほか、過去受講生、アニメ・マンガ学部も聴講可能です。
4月18日(木)に行われた2024年度 第2回の講義では、自動車業界から、トヨタ自動車株式会社 元代表取締役副社長 小平信因様をお招きして講義が行われました。
当日の講義の模様をご紹介します。
世界のトヨタということで、日本と世界から見た歴史の概観からお話が始まった今回の講義。自動車産業の始まりから、19世紀末の日本に自動車がやってきて、現在までに普及してきた変遷をお話しいただきました。
自動車産業の特性は、その産業規模の大きさです。国内では関連産業を含め554万の雇用を生み出している、まさに基幹産業!なかでも自動車産業のリーディングカンパニーであるトヨタ自動車の社員は、世界で約38万人。これは、新潟市の人口の約半分にあたります。また「トヨタ生産方式」についても、トヨタのトップランナーの方から聞く生のお話はとても貴重でした。
最後に「百年に一度の変革」ということで、EVや自動運転を中心にお話があり、ハイブリッド車とEVのCO2排出量はライフサイクルで比較するとそれほど違わない…!?といった、気になるお話もいただきながら、貴重な講義は幕を閉じました。
小平様、ありがとうございました。
年間を通してさまざまな業界からゲスト講師をお招きして実施する「現代産業論」。
講義の様子は、今後もHPやSNSでご紹介していきます。