情報学部4年次の磯西徹明先生のICT活用総合実習(ゼミ活動)では、「Demo or Die with KAISHI LAB」というテーマで活動を行っています。学生たちは自身の特技や興味(電子工作、音楽、スポーツ、写真、映像、3D、アニメ、マンガ、ゲーム、ドローン、プラモデル、ラジコン、Webデザイン、メタバースなど)、これまでの履修科目、さらにKAISHI LABの設備を組み合わせたシステム、アプリ開発を行っています。コンテストや学会発表へ応募をすることも目標に、システム開発だけではなく、そのサービス化を視野に入れたビジネスモデルの検討、特許申請も検討しています。
8/8(火)に行われた中間報告会では、学内の研究室の利用状況を可視化するIoTシステムの開発、高齢者の安否確認や生活サポートを行うシステムの開発、学生同士で教科書を出品・購入できるアプリの開発、学内の受付対応ができるAI搭載3Dモデル、の開発報告がありました。これらは7月に行われた「ぐんまプログラミングアワード2023」コンテストにも応募し、全員が1次審査を通過しました。最終審査には進めませんでしたが、報告会では2次審査の反省点や最終審査に進めなかった原因分析、今後の改善点、2月に行われる学内の最終報告会への取り組み方針も発表されました。
磯西先生からは、それぞれが開発したプロジェクトの実際的な価値や成果に焦点を当て、わかりやすく具体的な内容を伝える重要性についてのアドバイスがありました。また、本ゼミの副担当である鈴木源吾先生からも、これまでの取り組みと新しく加える要素の明確な説明、実用的なスキルの向上、信用を得るための実際の成果と努力の重要性がアドバイスされました。
学生は2月に行われる最終報告会に向けて改善を行っていきます。
こうしたゼミ活動や講義の様子は、今後もHPなどでレポートしていきます。