2023年7月、情報学部2年次「IoT演習」(担当・・・磯西徹明教授)において、株式会社マーケティングサイエンスラボの所長 本間 充 様による特別講義「IoTとデータサイエンス」が行われました。SNSの普及やビッグデータの出現により、IoTとデータサイエンスが世の中に革新的な変化をもたらしていることを学ぶ有意義な講義となりました。
本間所長は、大学院時代にコンピュータを使った数学に興味を持ち、花王の研究所、デジタルマーケティング部門を経て、独立されました。現在は、マーケティングサイエンスラボの所長として活躍され、マーケティング・サイエンティストとしての地位を築かれています。また、東京大学大学院数理科学研究科客員教授、事業構想大学院大学客員教授、文部科学省先端研究基盤部会数学イノベーション委員会委員も務めておられます。
本間所長はデータサイエンスの力を活かし、広告制作やマルチメディアクリエイターとして成功を収めてきました。広告業界において、データ分析がますます重要視されていることを指摘し、自身の数学的な知識を広告業界でどのように活かしているのかについても語られました。
また、広告業界だけでなく、スポーツにおけるデータの活用方法や利点についても話題が挙がり、データがスポーツに与える影響について学生たちは興味津々に耳を傾け、データサイエンスの身近な応用例に触れることができました。
自身の人生設計において、大学で学んだ知識と能力を活かしながらデータサイエンスの分野で積極的な活動を進める本間所長の経験と考え方に触れた学生たちは、データサイエンスの重要性と幅広い応用範囲について深く理解することができました。また、これまで学んできた情報学やデータ分析の知識が、実際のビジネスや社会課題の解決にどのように役立つのかを実感することができる貴重な講義となりました。
本間所長、ありがとうございました。
こうした講義の様子は、今後もHPなどでレポートしていきます。