2022年8月31日(水)~9月2日(金)に開催された「第4回WACE国際会議2022(主催/WACE、金沢工業大学)」にて、昨年度実施の本学情報学部 企業内実習科目「臨地実務実習Ⅰ」の成果論文が情報学部 PANN YU MON先生によって発表されました。
<WACE(世界産学連携教育協会)とは>
WACE(World Association for Co-operative and Work Integrated Education)とは、カナダ(オンタリオ州)Waterlooに本部<Waterloo大学>を置き、世界52ヵ国、約1,000の教育機関、企業、団体や個人の会員からなる非営利法人。教育機関と産業界が協働して実施する「コーオプ教育を含むあらゆる仕事統合型教育」(CWIE = Cooperative & all forms of Work-integrated Education)の展開、拡大、ブランディングを行う唯一の国際機関。
<論文タイトル>
Implementation of cooperative and work-integrated education at “Professional University” in Japan: Case studies of Faculty of Information, Kaishi Professional University
日本の「専門職大学」における協働・職住一体型教育の実践:開志専門大学情報学部の事例
(発表/PANN YU MON先生、共著/上野衆太先生、鈴木源吾先生、柄沢直之先生、堀川桂太郎先生、 西川昌宏先生、磯西徹明先生)
今回の会議は「持続可能な社会の実現に向けた新たな産学連携の新たなイニシアチブ~SDGs達成に向けたコーオプ教育の貢献と期待~」というテーマで開催され、世界各国より全27件の研究発表、そのうち日本からは4大学の発表が行われました。会議のテーマにもある「コーオプ教育」(Cooperative Education)とは、学内の授業と学外での就労経験型学修を組み合わせた教育プログラムのことです。
このたびの論文では、本学 情報学部における臨地実務実習について、受け入れ先企業の業種や実施方法、学生はどのようなスキルを身に付ける機会があるか等の概要を通じ、専門職大学におけるコーオプ教育の実践事例が発表されました。