産業界とつながる開志のまなび。「トップランナー研究」
さまざまな企業のビジネスパーソンがゲスト講師として登場し、講演を行う科目「トップランナー研究」。ビジネスの最前線で活躍する方々から、動向や体験談を聞くことができる、開志専門職大学ならではのカリキュラムです。今回の記事では、2020年度に実施した「トップランナー研究」を振り返ってご紹介します。
事業創造学部での2020年度「トップランナー研究」講義実績
<第1回>
ゲスト講師は、アートグリーン株式会社 代表取締役社長 田中豊さん。
法人贈答用の胡蝶蘭を中心としたフラワービジネスを展開するアートグリーン株式会社。田中さんからは「起業と事業創造の醍醐味」をテーマに、田中さんが創業に至った経緯や新しいビジネスモデル発見のきっかけ、現在、台湾を中心に展開する海外での事業内容等についてもお話いただきました。
<第2回>
ゲスト講師は、一般社団法人 ジャパンスポーツラボラトリー 代表理事 菅野文宣さん。
講義では、2013年に立ち上げた、子ども対象の総合型地域スポーツクラブ「オールアルビレックス・スポーツクラブ」の事業内容についてご紹介いただきました。子どもたちの体力低下が叫ばれる現代。運動を指導することの目的や意義、子どもたちを取り巻く環境、スポーツと勉強の関係、運動神経は遺伝するのか?といった疑問への解説まで、子どもとスポーツをテーマにさまざまなお話がありました。
<第3回>
ゲスト講師は、株式会社MGNET 代表取締役 武田修美さん。
ものづくりの町・燕三条を拠点に、企業や地域の可能性を広げる企画・プロデュース・ディレクションなどの「ソーシャルデザイン」を行っている株式会社MGNET。講義では、武田さんが考えるものづくりの理念に始まり、MGNETが手掛けたブランディング事業や企業・行政を交えた企画ディレクションなど、さまざまな事例をご紹介いただきました。
<第4回>
ゲスト講師は、株式会社セブン銀行 代表取締役社長 舟竹泰昭さん。
今や全国で25,000台以上のATMが稼働する「セブン銀行」の設立に2001年から携わった舟竹さんからは、新たな事業を始めたきっかけや事業を進める上で出てきた課題、そして今後の展望などの貴重なお話をいただきました。
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<第5回>
ゲスト講師は、三菱製紙株式会社 取締役会長 鈴木邦夫さん。
お話のテーマは「製紙企業経営者の回想―東日本大震災被害と復興―」。2011年3月、現在も三菱製紙の主力として稼働する青森県八戸市の工場は、東日本大震災によって甚大な被害を受けました。講義では製紙産業の事業形態に始まり、日本における製紙業界の特徴や世界の製紙業界の動向等についてご紹介いただいた後、メインテーマの震災復興について、危機的状況に経営者としてどのような判断を取ったのかお聞かせいただきました。
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さまざまな業界の第一線で活躍する方を講師に招いて実施している講義「トップランナー研究」。
<後編>では、情報学部生を対象に実施された2020年度のトップランナー研究と、産業界と連携して行う「開志コラボセミナー」についてご紹介します。