2024年7月29日(月)、事業創造学部 小川元也准教授とアニメ・マンガ学部 工藤遥助教が、新潟県立新津高等学校で出張講義を行いました。
講義には新津高校2年生の生徒の皆さんが参加されました。
講義は90分間にわたり、小川元也准教授の体験授業では「毎日食べてる?あの商品の新商品を企画してみよう」と題し、豆腐店を例にマーケティングや商品企画についての授業が展開されました。生徒は自身で出したアイデアをもとにグループディスカッションを行い、それらを基に考案した新商品の「豆腐」アイデアを発表しました。生徒は「ダイエット中」「一人暮らし」「料理をする人」などさまざまなターゲットを考え、それぞれ異なる視点からアイデアを練っていました。
一方、工藤遥助教の体験授業では、生徒たちが実際に「オリジナルキャラクター」をデザインしました。オリジナルキャラクターを描くうえでの注意点や意識すべきポイントについて工藤先生からレクチャーを受け、生徒は制作に取り組みました。また、工藤先生がこれまで関わった作品やエピソードも紹介され、生徒は真剣な眼差しで話を聞きながらメモを取っている姿がとても印象的でした。
当日体験授業を受講された生徒の皆さんの声
■小川元也准教授の体験授業を受けて…
・今まで経済というものにはお堅いイメージがあって経済分野に進むことはないだろうと考えていたが、マーケティング戦略などの話を聞いて自分の中で新しい考え方ができて良かった。
・説明していただいた商品だけでなく、他の商品についてもどのような分析がされて店頭に並んでいるのかをもっと知りたいと思った。
・誰に、何を、どうやって売るのかを考えることが大切だと分かった。
■工藤遥助教の体験授業を受けて…
・工藤先生ご本人の会社時代の経験を踏まえたお話で、とても理解しやすかった。また、知っているキャラクターを例としてあげてくださったので、楽しく学ぶことができた。
・デザインにおいて重要なのは絵だけでなく、設定を考えたり表現するための知識を増やす努力が必要だと分かった。
・自分もよく二次創作をするので、こういった仕事に就いたのなら客観視が冷静にできるようになる必要があると感じた。