情報学部4年生 新藤紘之介さん(山形県 米沢工業高校出身)は、現在「東京大学グローバル消費インテリジェンス(GCI)寄付講座」でティーチングアシスタント(TA)として活躍中です。
「東京大学グローバル消費インテリジェンス(GCI)寄付講座」とは、東京大学・松尾豊先生の研究室が運営する全国の学生が受講できるデータサイエンスのスキルを学ぶ講座で、新藤さん自身も昨年受講生として参加をしました。
現在、新藤さんは受講を終え、TAとして次世代の学生の皆さんへ貴重な学びの場を提供しています。
新藤さんにお話を伺いました。
――まず昨年、GCIを受講しようと思ったきっかけは何ですか?
新藤さん「私は、情報学部のAI・データサイエンティストコースで学んでいたのですが、これまでの学びを復習する目的でGCIを受講しました。受講してみて、実際は復習するとともに、データ分析コンペや最終課題の内容などが初めて学ぶ内容もあったためとても勉強になりました。新しいことにもチャレンジする良い機会になったと思います」
――受講生からどういった経緯でTAとして活動をしているのですか?
新藤さん「昨年、受講している際に、企業でデータサイエンティストとして最前線で活躍している方のお話を聞く機会があり、その中で機械学習の社会実装における課題や、生成AI の急速な発展がもたらす産業構造の変化など、現場ならではの深い洞察に触れることができました。
また、講座の中で、ゲスト講師で来てくださった方の企業の先進的な取り組みや理念に強く共感し、就職活動中だった私は迷わずそのゲスト講師の企業の採用への応募を決意し、その結果、内定をいただくことができた、という出来事があります。
このように、GCI での学びが私のキャリアの転換点となり、この恩恵を次世代に還元したいという強い思いがでてきて、GCIを運営する東京大学・松尾豊先生の研究室のインターンとして講座運営チームに参画しました」
自身が得た学びの恩恵を次世代にも届けたいという強い思いから、現在、GCI 2024 Winterの運営に参画している新藤さん。「受講生の皆さんにとって充実した学びの場を提供するため、全力を尽くしています」と語り、その情熱が伝わってきます。
今後もこのような学生活動についてご紹介していきます。