2026年6月26日、事業創造学部1年次科目「現代社会学」において、チャレンジワーク新潟事務局の荒木隆様をゲスト講師にお招きし、「支援が必要な子どもたちのお仕事体験から考える地域との関わり」をテーマにご講義いただきました。
講義では、チャレンジワーク新潟が取り組む、支援が必要な子どもたちを対象とした職業体験活動についての紹介がなされ、コンビニエンスストアや原信、マリンピア日本海など地域のさまざまな企業・施設と連携し、子どもたちが「本物の仕事」を体験できる環境を提供していることが説明されました。

また、この活動は単なる職業体験ではなく、地域の企業やボランティア、保護者など多くの人が関わることで、子どもたちが社会とのつながりを実感し、自己肯定感を育むことを目的としていることが説明されました。さらに、月に一度の定例会では、子どもたち自身が活動を振り返り、頑張ったことや感じたことを発表する機会が設けられており、自らの成長を実感できる仕組みについても解説いただきました。
講義の中では、「なぜ子どもたちは頑張れるのか」という問いも投げかけられました。荒木様は、「頑張りを見てくれる人がいる」「本物の仕事を任されている」「頑張りを伝える場所がある」という3つの要素が、子どもたちの意欲につながっているとお話しされました。また、働くことの意味は作業琵や成果だけでは測れず、人とのつながりや誰かの役に立っているという実感に大きな価値があることについても語られました。
さらに、「僕の仕事は地域のみんなをつなぐこと」という言葉とともに、チャレンジワーク新潟の活動を通して、子どもたちだけでなく、ボランティアや地域企業、保護者など、関わるすべての人が成長し、地域全体に新たなつながりが生まれていることを、実際のエピソードを交えながらご紹介いただきました。

講義後の学生コメントでは、「支援するだけではなく、子どもたちが社会とつながり、自信や経験を積める仕組みに大きな意義を感じた」「地域全体で支えていくことの大切さを学んだ」「働くことは技術を身につけるだけでなく、コミュニケーション能力や責任感を育てる機会になると感じた」といった感想が寄せられました。また、「頑張りを認めてくれる人がいることが、人を前向きにするという話が印象的だった」「自分も地域やボランティア活動に関わってみたいと思った」など、多くの学生が地域との関わりや働くことの価値について考えを深める機会となりました。
今回の講義を通して学生たちは、支援が必要な子どもたちの職業体験を通じて、地域社会が果たす役割や、多様な人々が支え合う社会のあり方について理解を深めました。また、「働くこと」の本質や、人とのつながりが生み出す価値について考える貴重な機会となりました。