2026年7月16-22日にシチリアのエリチェで開かれた世界科学者連盟 (The World Federation of Scientists) の年次会議で、事業創造学部の増田達夫特任教授は、原子力問題のパネリストを務めています(写真)。ここでは、今、世界的に関心が高まっている原子力につき様々な角度から議論され、増田特任教授は、安全文化醸成の重要性と、世界共通の難題である使用済み核燃料処理の在り方につき、議論を展開しました。
▲メイン会議場での原子力パネルの一コマ(右から2人目が本人)
1964年にスタートしたこの会議には、今年は、世界29か国から130人程のトップクラスの科学者が集まり、一週間にわたり、地球規模の緊急テーマである気候変動、エネルギー、核軍縮、感染症、サイバーセキュリティー、AIのガバナンスなどにつき、熱い議論がくりひろげられました。
海岸からそびえたつ岩山の頂上にある古都エリチェは、これまでは、地中海の海風でさわやかでしたが、今年は、なんと最高気温が40-42度と日本より暑く、気候変動の凄さを感じさせました。
増田特任教授は、原子力問題のほか、気候変動対策への熱意や努力が後退している現状への警告や、今やあらゆる分野に入り込んだAIを、核兵器にだけは使わせないセーフガードについての議論などに、積極的に参加しました。
同特任教授が英語で行っているInternational Dynamics (国際動態論)の講義では、このように実際に現場で繰り広げられる議論から、興味深いところを取り出し、分り易く楽しく解説し、みんなでワイワイ議論します。乞うご期待!