2026年4月24日、ダボス会議で広く知られている世界経済フォーラム(World Economic Forum) のサイトに、増田達夫特任教授が寄稿した記事が掲載されました。
https://www.weforum.org/stories/2026/04/the-energy-crisis-could-also-be-an-opportunity-to-speed-the-transition-here-s-how/
タイトルは、“How previous energy shocks has turned into opportunities:エネルギー危機をいかにして好機に変えるか”で、
1. 国際エネルギー機関(IEA)が行っている石油備蓄放出は、スピーディーで効果的ですが、あくまで短期的対策です。
2. 1970年代のオイルショック以降、エネルギー危機がある度に、貴重なイニシアティブがとられてきました。
3. このような歴史的教訓をフルに生かし、今直面している危機を、将来につながる長期的対策をとる好機にすべきと思います。
4. このエネルギー危機を、ただ危機に終わらせないで、人類共通の課題である地球環境保全に向けてのエネルギー転換の突破口にすべきで、そのための時間は、あまり残されていません。
かつてIEAで石油市場と安全保障の責任者をしていた増田特任教授の自らの経験を踏まえて書かれたもので、ダボス会議の世界的ネットワークを通じ、政府や大企業がとるべき対策を訴えかけるものです。
『でんき予報』を世界中で取り入れてみませんか?との面白い提案も入っています。これは、2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故の後、日本が深刻な電力不足になった時、『てんき予報』のような『でんき予報』を出したことにより、消費者や企業の意識がグンと高まり、大幅な電気節約につながった成功例に基づいています。
ちなみに、増田特任教授が英語の授業『International Dynamics: 国際動態論』で学生と議論している内容が、ほぼ、そのまま記事になっています。
