日本マイクロソフト本社で本学の学生がワークショップを開催しました!

7月17日(水)に、日本マイクロソフト株式会社様(品川本社)にて、本学事業創造学部(6名)、情報学部(22名)、アニメ・マンガ学部(2名)計30名の学生によるワークショップを開催しました。

【当日のスケジュール】

・ Microsoft Educationの取り組みとAIの最前線紹介
・ ディスカッション・プレゼンテーション資料の作成
テーマ:「大学におけるAIの利用をさらに促進するためには?」
・ 全6チームによる、プレゼンテーション
・ 日本マイクロソフト社様(5名様)より講評
・ 品川本社内、オフィスツアー

冒頭、ワークショップの進行役を務めるSurfaceビジネス本部教育市場GTMマネージャーの岡涼平様より、マイクロソフト社の教育現場における支援(革新的なAI機能をあらゆるアプリやサービス、そしてハードウェア等)について、またMicrosoft Copilotの様々な活用例などついて、ご説明をいただきました。

その後、30名を6チーム(5名1チーム)に分けて、チームリーダー進行のもと、ディスカッションがスタートしました。

各チームの議論のサポートとして、日本マイクロソフト社様の社員の方々からもアイディア出しの視点や、議論を活発化させるためのMicrosoft CopilotやSurfaceの使用方法等を教えていただき、議論を深めました。

プレゼンテーションでは、
・「大学で使用する講義資料の質問を、先生に聞くのではなく、AIを活用して回答を得ることはできないか」
・「プロンプトエンジニアリング講義を必修化してみてはどうか」
・「シラバスをAIで作成して、学生の学習意欲を高めるために使うのはどうか」
・「就職の面接試験における自己評価にAIを活用できないか」
など、大学におけるAI活用の促進策が多く挙がりました。

学生からのプレゼンテーションの後、日本マイクロソフト社の社員の方々より、講評をいただきました。
・「プレゼンテーションにおける時間配分とオーディエンスを意識した発表」
・「AIへの向き合い方について、あくまでも、主は自分自身、AIは副操縦士の役割」
・「常に課題意識をもった生活を送ることで、商品・サービスの開発に活きるため、その習慣を忘れずに」
・「議論する様子やプレゼンテーションの内容について、学生ならではの柔軟な考え方と奇抜なディスカッション方法を活用しており素晴らしかった」
・「AI促進の為の学生側の課題、教授側の課題、システム側の課題とそれぞれの課題分析に基づく対応策をあの短期間の中でよくまとめており、非常に引き込まれるプレゼンが多かった」
など、今後の進路を考えるうえで、学生にとって貴重なアドバイスをいただくことができました。

 

参加学生の感想

・事業創造学部2年 内田 進之助
私達が生活していく中で、日本マイクロソフト様の会社や関係者の方々と深くディスカッションする機会はそうないと思い参加しました。今回参加したことで、AIについての認識が大きく変わりました。こんなことすればこういうこともできて、他でも使えるよね、という先輩方とのディスカッションで多くを学び、とても良い刺激になりました。今後、大学の課題を考える際に、それについて自分がどう思うかを考え、co-pilot(和訳:副操縦士)のような考えで使いたいと思いました。

・情報学部 4年  熊倉 一哉
今回参加しようと思った理由は、マイクロソフト社を体験することができ、自分の世界観・視野を広げることができると考えたためです。また、日本マイクロソフト社員が直接考えているAIへのアプローチを得て、新たなつながりを得たいと考えたためです。
AIに対しての考え方ですが、AIは身近にあるように見えて、段階が発生しているのをAI PCを直接触って感じました。OpenAI等のWebアプリはどうしても「検索」という一歩が必要ですが、マイクロソフトはその段階を削除して一歩目でAIアプローチができている点に非常に衝撃を受けました。またAI筋トレを今一度できる環境を考えていく必要があることを感じました。今回のワークショップで得たことをふまえ、これから自分を大きく成長させるには、うまくAIと関わっていく必要があると今一度感じました。AIによって学習スピードも変わり、時間の使い方も変わりました。

・アニメ・マンガ学部 4年  田中 愛子
様々な分野の方にお会いすることが生きる知恵を育ててくれると思い、参加しました。
AIに対しての考え方ですが、革新的な技術だと思うと同時に、革新的すぎて少し身構えておりました。また、参加してみて、マイクロソフト社の方々や他の学部生がAI技術を明るく捉え、良い使い方をしようとしていた姿が印象的でした。技術は“使い方”、また“使う人”が肝なのだと思いました。今後この経験をどう生かしていくかについては、基本的にAIに対する考えは変わりません。自分の答えは簡単に手放せませんが、AIを使って人が人に貢献しようとしている姿を見た今、世界が一歩分、広がったように思います。この先、生活の中でAI技術と関わることが増えていくのだろうと感じています。前より大らかな気持ちで向き合えそうです。

学生にとっては、今後の進路を検討するうえで、有意義な機会になったものと考えます。


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