2024年2月5日(月)、情報学部において、4年次の必修科目「ICT活用総合実習(ゼミ活動)」の最終発表会が行われました。「ICT活用総合実習(ゼミ活動)」は、4年間の学びの集大成となる重要な科目です。2023年度には、64名の学生が14名の教員のもとで3~5人のグループに分かれ、1年間にわたり個々の研究を進めてきました。
この実習の目的は、ICT分野の専門職業人として必要な実践的かつ応用的な能力を高めることです。そのために、これまで4年間学んできた「職業専門科目」で身につけた知識・技能を統合し、課題解決能力やコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力などを養成します。具体的には、課題解決のための調査や議論、共同作業を通して、課題に対する計画的かつ論理的な解決方法を考え、実行する能力を身につけます。
発表会では、14のゼミごとに発表が行われ、学生1人あたり最大11分(発表7分+質疑応答4分)の時間が設けられました。
発表の最後には、情報学部・学部長 三上喜貴教授から学生に向けて改めて「ICT活用総合実習(ゼミ活動)」が、4年間の学びを活かし課題に取り組み、その解決に向けて全力を尽くすことが目的とされていることが伝えられ、また、今後学生たちが社会で携わる仕事についても「これまでのICT活用総合実習の研究、今日の発表の経験をもとに、将来の仕事に活かしてほしい。その際、責任の重さはこれまでの実習よりも遥かに大きいことと思いますが今日の自分なりの反省を基に、出発していってほしい」と激励の言葉を送られました。
「ICT活用総合実習(ゼミ活動)」を通じて、学生たちは自身の能力を試し、4年間の学びを結集しICT分野での実践的なスキルを磨く機会となりました。今後学生がICT分野でのリーダーシップを発揮し、さらなる成長を遂げることが期待されます。
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