【開志の学び】株式会社バンダイナムコホールディングスよりゲスト講師来学!特別講義を行いました!
2024年6月27日(木)、事業創造学部「広報戦略の実践」(担当・小川元也先生)において、株式会社バンダイナムコホールディングス 経営企画本部 経営企画部 シニアエキスパート 小出 洋輔 様 をゲスト講師にお招きし、特別講義が行われました。
当日の講義の様子をご紹介します。
小出様の講義テーマは『パーパスとブランドの融合:バンダイナムコのリブランディング戦略と広報施策』
講義では、バンダイナムコグループ発足以降の、主な会社の出来事に沿って、バンダイナムコグループのブランド戦略の変化と広報戦略(施策)の実例を中心にご紹介いただきました。
まずは、2005年9月におけるバンダイとナムコの経営統合について、お話をいただきました。
ゲーム事業を事業統合の例として挙げ、バンダイとナムコのゲーム事業の統合の背景やバンダイナムコエンターテインメントに社名が変化するまでの出来事をご説明いただきました。
続いて、経営統合後の広報・ブランド戦略に関して、バンダイナムコグループのIP軸戦略をお話いただきました。
※IP軸戦略は、キャラクターなどのIP(知的財産)を中心とした商品・サービス展開により、事業の最大化及び長期的なIP価値の最大化を狙った戦略のことを差し、バンダイナムコグループの最大の強み。
学生にとっても親しみのある「ガンダム」を具体例として挙げ、実物大ガンダム立像のお話や今後の戦略のお話が展開され、『IP軸戦略の最大の目的は、IPの価値を最大化すること。IPをどのようにブランディングしていくかを考え、最適なタイミングで最適な商品・サービスとして、最適な地域に向けてエンターテインメントを提供することが重要』とお話いただきました。
さらに、リブランディングの背景やブランドコンセプトの構築(=パーパスの策定)に関して、お話をいただきました。
パーパスを策定するまでに何を行ったか、そのパーパスを浸透させるために何を行っているかといった具体的な施策をお話いただき、最後に、『一番大事なのはパーパスをどう体現していくか。パーパスを体現するために、1人ひとりの社員にパーパスをどう理解させるかが大切』というお話で講義は締めくくられました。
今回の講義では、バンダイナムコホールディングス社の広報・リブランディング戦略の具体例や背景などを中心に解像度の高い貴重なお話をいただきました。
小出 様、ありがとうございました。
こうした講義の様子は、今後もHPなどでご紹介していきます。