<開志のまなび>事業創造学部「財務諸表論」にて、TIS株式会社 井ノ口孝史様によるゲスト講義が行われました
企業の財政状況を示す「財務諸表」の基礎を学ぶ必修科目
事業創造学部 2年次第3期の必修科目「財務諸表論」(担当:明珍儀隆 准教授)。
企業の財務状況を示し、関係者に1年間の財政状況や経営成績等を知らせることを目的とする書類「財務諸表」について、その基礎知識を理解することと、基本的な財務諸表の作成技能を修得することを学習目標としています。
今回は、ゲスト講師としてTIS株式会社 井ノ口孝史様がご登壇されました。
TIS株式会社(TISインテックグループ)は、国内最大規模の総合ITサービス企業です。企業に向けたIT部門のコンサルティングやシステムインテグレーション、システム開発等を主なサービスとし、創業から50年以上にわたり、金融、製造、公共、通信といった多くの産業をITの力で支え続けています。
講義の前半では、これまで学習した内容の復習が行われました。後半では、井ノ口様のこれまでの経歴や「人生年表」、自分の資産や価値観等を棚卸しする「自分ポートフォリオ」の考え方等、井ノ口様の経験をもとに、さまざまなテーマについてお話いただきました。
受講した学生に、講義を終えての感想を聞きました。
■事業創造学部2年 小林 隼さん(三条商業高等学校出身)
—―今回の講義を受けての、新たな発見や学びを教えてください。
「井ノ口先生の講義では、これからのキャリアに必要な人的ネットワークとその大切さを、先生の人生経験を踏まえたうえでお話しいただき、その大切さを身に染みて学びました。将来さまざまなことが起こると思いますが、何かあったときにお互い助け合える、良い人的ネットワークを自分も構築していきたいです」
—―講義での学びを、今後どのように活かしていきたいですか。
「自分のポートフォリオをあらためて見直し、今の自分がどんな状態なのか、また大学生のうちに自分の資産をどんなことに使っていくか、ゆっくりと考えていきたいです。その中でも人的ネットワークの構築を頑張りたいと思います。自分を見直し、これからのキャリアについて考えていく際に、今回の講義で教えてもらった『自分らしさ』や『自分の価値観』を信じて進んでいきたいと思います」
■事業創造学部2年 熊倉美希さん(新潟向陽高等学校出身)
――今回の授業を受けた感想を教えてください。
「井ノ口先生の講義を通じて、過去の苦しい出来事も、“あの経験ができて良かった”と思える日がいつか来るかもしれない、という言葉が印象に残り、だからこそ今置かれた状況で、目の前のことを自分なりに精一杯取り組むことを意識したいと思いました」
――講義での学びを、今後どのように活かしていきたいですか。
「歳を重ねるにつれて、自身の考えや行動が変化することは普通のことであり、だからこそ常に自分らしさを軸に、自分が心惹かれることを選んで生きていきたいと感じました」
井ノ口様、ありがとうございました。
今後も事業創造学部の講義の様子は、HP等でご紹介していきます。