<開志のまなび>新潟県在住の大人をターゲットにした事業計画をプレゼンテーション。事業創造学部 2022年度「ビジネスプランの応用」最終発表会を開催しました
事業創造学部 2年次の講義「ビジネスプランの応用」(担当:古屋光俊教授)。1年次後期の必修科目「ビジネスプランの基礎」で学んだ基礎知識をもとに、実践的にビジネスプランを策定する実習です。実際に、想定する顧客にインタビューやアンケートを行って、売れそうな製品やサービスを考えていきます。
今年度も講義の最終回を迎え、グループごとに考えた実現可能な事業計画をプレゼンテーション形式で発表しました。
今期の講義では、事前のアンケート調査を元に、新潟県在住の20~60代の方をターゲットにした商品やサービスを開発。6班に分かれ、グループごとに考えたビジネスプランを発表しました。
また今回は、4名のゲストが講義を見学。新潟駅前のプラーカ3を拠点に、新潟で起業したい若者の創業支援を行う「株式会社 スナップ新潟」の荒川由晃様、現役大学生で、NFTを使ったファンタジースポーツ事業に取り組む「株式会社Quokkar」代表 当摩信之介様、大学院生に対してMBAコースでビジネスプランを指導されている事業創造大学院大学 杉本 等教授、そして本学事業創造学部 德田賢二学部長がゲストとして授業を見学。学生のプレゼンテーションを見て、それぞれにコメントを頂きました。
▲事業創造大学院大学 杉本等教授
学生からは「新潟の日本酒や料理を提供するキッチンカー」「大人のための安価な室内遊園地」「女性のための個室サウナ」……などの多様なビジネスプランが発表されました。各プランに対し、ゲストの皆様からは「商品の配送ルートはどうするのか?」「ターゲット設定の理由は?」等、経営者・ビジネスのプロフェッショナルならではの視点でコメントを頂きました。
▲オンラインでご参加いただいたゲスト2名。モニター画面左から 株式会社スナップ新潟 荒川由晃様、株式会社Quokkar 代表 当摩信之介様。
▲事業創造学部 德田賢二学部長
講義終盤のゲスト総評では、学生と同世代の「株式会社Quokkar」当摩代表から
「ビジネスでは、『誰のどんな課題をどうやって解決するか?』が大切だと思います。アイデアは膨らんでも『これって誰が喜ぶんだろう?』となっては駄目だと思う。また、同じようなアイデアでビジネスを実現させている競合を調査して『ここよりこうやったらもっといいかも』と考えると、実現性が高まるのではないかと思います」といったコメントを頂きました。
ゲスト講師の皆様、講義へのご協力ありがとうございました。
このような実習・演習科目、長期企業内実習をはじめとする実践的な学びで、ビジネスのプロフェッショナルを育てる事業創造学部。
事業創造学部の学びについては、引き続き本学のWEBサイトでご紹介していきます。