<開志のまなび>情報学部 新潟都心のまちづくり「にいがた2km」への提案プロジェクト最終プレゼンテーションを実施しました
デザイン・シンキングとは、デザインの考え方を駆使して課題解決や新しい製品・サービスを生み出す手法のことです。情報学部3年次の講義「デザイン・シンキング実習Ⅱ」【全8回/西川昌宏准教授、森下晶代ゲスト講師】の実習最終回において、新潟都心のまちづくり「にいがた2km」への提案プロジェクトの最終プレゼンテーションを実施しました。
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<開志のまなび>情報学部 新潟都心のまちづくり「にいがた2km」への提案プロジェクトがスタート!
▲新潟市様オリエンテーション資料より
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<開志のまなび>情報学部 新潟都心のまちづくり「にいがた2km」への提案プロジェクト中間報告会を実施しました
学内の最終発表を経て、選抜された5チームがプレゼンテーション
学内の最終発表を経て選抜された5チームが提案するサービス内容は、
①新潟のスポーツチーム「アルビレックス」と「にいがた2km」内の「やすらぎ堤」という堤防の利用をかけあわせて、アウェーでも市民が応援できる「アルビパブリックビューイング」
②新潟のアニメ・マンガ文化と「にいがた2km」内の古町シャッター街有効活用をかけあわせ、アニメやコミケ好きの若い人で活気あふれる「古町秋葉原計画」
③「にいがた2km」内のお店や街を、より負担なく、楽しく散策するための多機能ショッピングカート「ラクモッチー」の開発
④新潟のアニメ・マンガ文化を活かして、「にいがた2km」全体を歩くのが楽しくなる「新潟漫画通り」とする道路空間の整備
⑤「にいがた2km」内の「萬代橋」と、若者に人気のストリート文化をかけあわせた「萬代橋スケートパーク化計画」
といった、新潟ならではの文化やコンテンツをかけあわせたサービスでした。
▲写真・・・上段左・新潟市役所 都市政策部 宮崎様、上段中・新潟市役所 都市政策部 寺澤様、上段右・富士通(株)デザインセンター長 宇田様、下段右・FLCS(株) 浅利様、下段中・富士通Japan(株)清野様、下段左・富士通Japan(株) 渡辺様
古町ルフルキャンパスで開催した最終プレゼンテーションには、新潟市役所、富士通グループの皆様にご参加いただきました。講評として、新潟市役所の宮崎様、寺澤様より、
『中間報告から、より色々な工夫やアイデアが追加され、ブラッシュアップされた内容に、皆さんが新潟のために何ができるか、ということを熱意をもって考えたことがとてもうれしいです。今回提案いただいたサービスの中から1つ選ぶとしたら、新潟市としては、実現したときに街の景色が変わって、新潟市の街づくりにも効果が大きいと感じる「古町秋葉原計画」を選びたいと思います。皆さんのアイデアをどこかの事業者が導入したいとなった場合は、行政も応援することができます。古町空き店舗の無人店舗活用など、ぜひ今後はDXを絡めた計画も考えてみるのはいかがでしょうか』
とコメントをいただきました。
▲新潟市様に選ばれた「古町秋葉原計画」プレゼン資料の一部
論理や客観的な分析だけではなく、得られた気づきから発想をして新しいアイデアを生み出していくデザイン・シンキング。今回は「にいがた2km」への提案プロジェクトのため、フィールドワーク(現地に赴いての観察)やフォトエッセイの作成、インタビュー、インターネットの調査などを経て、どうしたらより共感や満足を得られるサービス提案ができるかという検討を行うことで、生活者の視点でみた「ありたい姿」から、新潟市の現状や課題を洗い出し、解決の方向性を探ることができた実習となりました。
ICTの専門技術に加え、社会や経営などを複合的に学び、社会に役立つDX時代の人材を育成する情報学部。
学部の学びについては、引き続き本学のWEBサイトでご紹介していきます。