<開志のまなび>情報学部 佐渡島の世界遺産認定に向けたマーケティングを学ぶ「マーケティング実践」 最終審査会を開催しました
情報学部3年次の必修科目「マーケティング実践」【渋谷修太講師】では、マーケティングの基礎概念・基礎的知識の実践面への適用とともに、マーケティングの発想法・実務的な活用法を修得することで、市場を起点に物事を発想することについて理解すること目的としています。
本日は、こちらの講義の最終回として開催された『佐渡島の世界遺産認定に向けたマーケティングを学ぶ「マーケティング実践」 最終審査会』の様子をご紹介します。
審査会冒頭、オンラインで佐渡市の渡辺竜五市長より学生へ激励メッセージをいただきました
「佐渡は現在、世界文化遺産登録を目指しています。そして起業成功No.1の島となるよう、新しいビジネス、日本・世界で通用するビジネスができる自然と文化と歴史が共生する島を作っていきたいと考えています。ぜひ大学での学びを活かして、卒業後の佐渡でのチャレンジをお待ちしています。」
プレゼンテーマは「佐渡のマーケティング」
評価項目は「新規性」「 実現可能性」「成長性」「地域貢献性」「プレゼンテーション」の5項目!
審査員として佐渡市役所の移住交流推進課 西牧様 、HOSTEL Perch オーナーの伊藤様(オンライン参加)、株式会社ビアパイント 代表取締役 藤原様(オンライン参加)をお招きし、学生たちは4/24(日)に実際に佐渡に出向いて行われた佐渡島フィールドワークでの調査を経てのプレゼンテーションを行いました。
▲写真・・・4/24(日)に行われた佐渡島フィールドワークの様子。佐渡島フィールドワークでは、佐渡市の協力のもと、あいぽーと佐渡、トキブルワリー天領盃、関岬オートキャンプ場、大間港、HOTEL Perchなどの各地をめぐり現地に直接赴き交流するフィールドワークを通して実践的なマーケティングを学びました。
全15チームによるプレゼンテーションを実施、第1位は・・・
各チーム7分間、佐渡島フィールドワークでの調査を経て感じた佐渡の課題を提起し、解決のためのプレゼンテーションを行いました。佐渡の魅力ある食べ物や商品を販売する佐渡特化型ECサイト、活用されていない畑や土地の有効活用をIT技術を使って解決するスマート農業、学習塾が少ない佐渡にオンライン授業を提供するマッチング アプリ、移住者支援を行う転出者・地域・転入者をつなぐリユースサービスアプリ、ポイ捨て・海洋ごみ問題解決のためIoTゴミ箱の導入、地域の人と観光客・移住者を食事通じてつなぐマッチングアプリ、などあらゆる解決案が提起されました。
審査員による厳正なる審査の結果、審査員の方々より各企業賞、第3位から第1位まで発表され、第1位は、地域の人と観光客・移住者を食事通じてつなぐマッチングアプリ「えんたく」のプレゼンテーションを行ったチームが表彰されました。
▲写真・・・(前列左)担当教員:渋谷先生、(前列中央3名)第1位プレゼンチームメンバー情報学部生、(前列右)担当教員:荒川先生、(後列左)担当教員:高瀬先生、(後列中央3名)第1位プレゼンチームメンバー情報学部生、(後列右)佐渡市役所 移住交流推進課 西牧様
審査会終盤には、審査員の皆様より講評をいただき、佐渡市役所の移住交流推進課 西牧様 より、
「1ヶ月半という短い期間でよくここまで課題を捉えて、チャレンジいただいたと思います。学生の皆さんならではの視点での課題の捉え方、解決策がありましたが、今後も食や教育の分野に限らず、文化の面でも佐渡らしさのある展開を考えてみるとより良いと思います。」と講評をいただきました。
ICTの専門技術に加え、社会や経営などを複合的に学び、社会に役立つDX時代の人材を育成する情報学部。
学部の学びについては、引き続き本学のWEBサイトでご紹介していきます。