<育児休業体験記>パパの育休って??教えて、蕗谷先生!
当法人では、男性・女性を問わず子育てしやすい環境づくりに積極的に取り組んでおり、2017年から次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」認定(厚生労働省)、2009年からハッピーパートナー企業(新潟県男女共同参画推進企業)登録認定(新潟県)の認定を受けるなど、評価されています。
この度、アニメ・マンガ学部の蕗谷雄輝 助手に第一子となるお子さんが誕生し、父親として育児休業を取得されました。
蕗谷先生に休業中・休業後の子育てのこと、仕事のことなど当事者ならではの貴重なお話を伺うことができましたので、ご紹介いたします!
家事・育児について
Q1. ご夫婦で家事・育児の分担をどのように話し合い、行いましたか?
家事・育児の分担はあえて決めず、その時々に応じて満遍なく行おうと決めました。
Q2.育児休業後は家事・育児にどのように参画していますか?
平日の昼間と夜間の育児は妻に任せてしまっていますが、それ以外の時間についてはできるだけ育休中と同様に参画するようにしています。
奥様からのコメント
家事は、ゴミ捨て・食器洗い・水回りの掃除などをしてくれています。育児は、授乳以外は何でもしてくれています。また、育児に関する情報収集とペットの亀の世話もしてくれています。
仕事について
Q1. 休業取得前、仕事の引継ぎはどのように行いましたか?
休業に入る前に、代わりにやってもらう仕事を一覧にしたデータを共有したほか、休業中は助手チーフとしての業務を別の助手に代行してもらいました。
Q2.休業中の仕事について心配はありましたか?
たびたびチャットなどで確認はありましたが、基本的に皆さんで円滑に仕事を回していただきました。ご協力ありがとうございました!
育児休業を終えての感想
産後すぐに出生時育休を28日間取得していたので、今回は2度目の育児休業でした。今回の育休で自分自身大きく成長できたと感じている点は、妻が外出しているときの育児もひと通りできるようになったことです。特に、一人で子供を入浴させられるようになるのは大変でした。初めのうちはなかなか思うようにできず、息子に泣かれてばかりでしたが、一度も泣かれずに入浴をおえたときには大きな達成感を得ました。
育休を取得したことでよかったことは、育休期間に集中的に育児のスキルを鍛えることができたことです。その結果、育休後の今でも、帰宅後や休日に育休中と同様に育児ができるようになりました。体験記を書いている今、育休中の「リスキリング」が話題にあがっています。実際に育休を取得してみて、育児をしながらリスキリングの時間を確保することは難しいと率直に感じています。それよりも目の前の育児に真摯に取り組むことで、育休後の育児の土台を築き上げることに、重点を置くべきことではないかと感じました。
蕗谷先生、ありがとうございました!
本学では、今後も教職員の育児休業取得への取り組みを応援します。