【事業創造学部】「新規商品開発・販売実習Ⅰ」で、学生が新潟市西蒲区産「柿ソース」のマーケティング戦略・プロモーション活動に取り組みました【実習先:Mスタイル様】
事業創造学部2年次前期の企業内実習科目「新規商品開発・販売実習Ⅰ」で、学生が新潟市西蒲区産「柿ソース」のマーケティング戦略・プロモーション活動に取り組みました。
ご協力いただいた実習先企業は、Mスタイル様です。Mスタイルでは、クライアント同士をつなげる地域活性化・コンサルタント事業に取り組んでおり、クライアントや地域からの依頼を受けてさまざまな企画を立案し、それを別の地域やクライアントに発注することで、クライアント同士をつなげる活動を行っています。
今回の実習にご協力いただいたMスタイルのクライアントは、有限会社フルーヴ様。フルーヴでは、HPの管理・運営、取材・編集、販売促進等を行っているほか、食の作り手を特集し、そこで収穫した食べ物が定期的に届く食べ物付き情報誌「旅する食べる通信」の発行も行っています。
今回は、この「旅する食べる通信」の特集がきっかけで開発された「柿ソース」の販売促進のためのマーケティング戦略を考案・実行しました。
新潟市西蒲区角田山の麓で収穫される柿のうち、傷や変色などを理由に廃棄される柿は、多い時で1日10トン以上にも上るという現状があります。こうした規格外の柿を使用しているフルーヴの柿ソースは、フードロス削減にも貢献する製品になっています。
学生たちは、商品分析の結果からまず認知拡大が必要と考え、岩室温泉で行われたイベント「軽トラ市」にキッチンカーを出店するフルーヴと共に、柿ソースを使ったジェラートの販売と市場分析のためのアンケート調査に取り組みました。
▲「軽トラ市」出店の様子
▲「軽トラ市」で販売した柿ジェラート
また、より多くの人に柿ソースを知ってもらうべく、SNSで柿ソースの使い方・アレンジ動画を投稿し、柿ソースの認知拡大プロモーションにも取り組みました。
【実習に参加した学生のコメント】
事業創造学部 2年 横山紗子さん(新潟県・新潟商業高等学校出身)
「実習では、柿ソースのマーケティング戦略について考えました。実習前半はターゲットの設定に苦戦していましたが、チームで話し合いを重ねるうちに、まずはターゲットを絞らず、柿ソースの認知度を高めることが最重要だと考え、SNSプロモーションやキッチンカーでイベントに出向くことを提案しました。柿ソースが岩室地域の特産品になることを願っています!」
▲「実習成果報告会」で、取り組み内容についてプレゼンテーションをする横山さん
実習にご協力いただいたMスタイル様、ありがとうございました。
今後も企業内実習の様子はHPやSNS等でご紹介していきます。