【教員活動】情報学部 ⽥代秀⼀教授が経済産業省より『産業標準化事業表彰(経済産業大臣表彰)』を受賞しました。
<教員活動紹介>情報学部 田代秀一 教授
情報学部 ⽥代秀⼀ 教授が、2023年10月17日(火)に、経済産業省『産業標準化事業表彰(経済産業大臣表彰)』を受賞しました。
▲写真・・・(左)石井拓 経済産業大臣政務官、(右)田代秀一教授
■産業標準化事業表彰(経済産業大臣表彰)とは
標準(JIS、ISO/IEC)の策定や適合性評価活動(製品やサービスが標準に適合していることを評価する活動)等、産業標準化に顕著な功績があった方及び組織に対する表彰です。
⽥代教授は1990年代より標準化活動※に参加。特に文字コード関連の委員会で多大な貢献をされました。
日本の人名や地名の表記に必要でありながら標準化されていなかった約2万の文字の標準化を実現し、結果、必要な約6万の文字全てが国際標準に基づき使用できるようになりました。
2016年から6年間、文字コードを扱う委員会(ISO/IEC JTC1/SC2)の国際議長を務め、2023年からは国内委員会(SC2専門委員会)の委員長を務めています。また、プログラム言語 Ruby の JIS 規格化と、我が国発のプログラミング言語として初の国際規格化を実現しました。これらにより産業標準化の進展に貢献されたことが今回の受賞となりました。
経済産業省が主催する表彰式が、2023年10月17日(火)に東京都千代田区の都市センターホテルにて行われました。
※標準化活動・・・製品の規格を国際的に統一させることで、世界の人が便利に、安心してそれを使えるようにするための活動です。国内はJIS(日本産業規格)、国際的にはISO(国際標準化機構)等があります。
●⽥代 秀⼀ 教授
<略歴>電子技術総合研究所、産業技術総合研究所、情報処理推進機構でインターネット、⽂字コード、データ構造などの国際標準化を推進。現情報規格調査会SC2(文字コード)専門委員会委員長。
<担当科⽬>「情報の基礎」、「情報産業論」、「現代の科学技術」
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