<開志のまなび>アニメ・マンガ学部 臨地実務実習「デジタルペイント実務Ⅰ」実施レポート/講師:大越隆弘様(株式会社ファンタジスタ)
アニメ・マンガ学部では、2022年8月22日(月)~31日(水)の8日間にわたって、3dsMax(3DCG制作用ソフト)を使った3DCG制作の臨地実務実習を行いました。
今回講師を務めていただいたのは、株式会社ファンタジスタの大越隆弘様です。
<デジタルペイント実務Ⅰ 実習日程>
■1日目:3dsMax基本の説明と操作
■2日目:キャラクターのモデリングのやり方、テクスチャの貼り方
■3日目:キャラクターのリギングのやり方
■4日目:キャラクターのリアニメーションのやり方
■5日目:After Effects作業(コンポジット作業)
■6日目:各部分の追加、調整
■7日目:制作物のアレンジなど
■8日目:振り返り、アフターレポート作成
3Dモデリング、レンダリング、CGソフトウェアである「3dsMax」を用いて、3Dの基礎知識や3Dアニメーションの制作について学んだ今回の臨地実務実習。初日~3日目までは、3dsMaxの基礎知識やキャラクターのモデリングの内容を学び、4日目からはキャラクターリギング、今回の提出課題である「ひよこアニメーション」の制作などを行いました。最終日には、それぞれが制作した提出課題に加えて、自由に動きやオブジェクトを追加したオリジナルアニメーションの鑑賞会なども行い、各自特徴の異なる作品から様々な刺激を受けることができたようです。
8日間の臨地実務実習で習得したモデリングやレンダリングなどの3DCG独自の技術を実際にデザインやアニメーションに結びつけていくことが次のステップとなると多くの学生が意気込んでいました。
<学生の感想①>
■アニメ・マンガ学部 2年 山崎海里さん(埼玉県 春日部共栄高校出身)
3DCGソフトウェアである「3ds Max」を用いて、主にソフトの基礎知識や3Dアニメーションの制作について学ばせていただきました。様々な映像作品に取り入れられる3DCGが、実際に触れてみると難しかったり、多くの専門用語があったりして戸惑うこともありました。しかし、数日間の実習のなかで、モデリングやレンダリングなどの3DCG独自の技術をデザインやアニメーションに結びつけていく楽しさを肌で感じることができたので、とても充実した実習を行うことができました!
<学生の感想②>
■アニメ・マンガ学部 2年 五十嵐結さん(新潟県 新津高校出身)
今回のデジタルペイントは「3dsMax」を学びました。普段は平面でイラストを描いているということと、空間把握が苦手ということで、とても苦労しました。ですが、3dsMaxの使い方および様々なことを学ぶことができました。講義の中で先生が「完成しないと評価されない」とおっしゃっており、この言葉にとても共感しました。とても有意義な時間でした。