新潟高校の生徒さんがKAISHI LABで3D CAD・3Dプリンタを学びました。
2025年7月1日(火)、新潟高校 物理部の1年生の皆さん4名と先生が、KAISHI LABで3D CAD、3Dプリンタについて学びました!

今回の3D CAD・3Dプリンタ講座は、全3回、開催される予定です。
本プログラムの詳細については本学公式サイト(https://kaishi-pu.ac.jp/topics/0701kaishi-lab/)に記載がございます、こちらも併せて是非ご覧ください。

今回講師を務めてくださったのは、技術職員の吉岡 大樹さんです。
吉岡さんは普段本学学内でも学生・先生方の3D CAD・3Dプリンタの初回講習も務めてくださっており、CADに初めて触れる人にもわかりやすい講義内容の講義を開催してくださっています。


また今回は、授業SA(StudentAssistant)の情報学部4年生 大竹 啓之さん、ラボのアルバイトの情報学部3年生 古賀 真之介さんにPC操作とCADソフトの操作サポートに入っていただきました。
古賀さんはこれまで、ラボ内で3D CADに触れていたので、サポートに入っていただき、高校生の皆さんも心強かったのではないかと思います。
今回の講座は4時間という長丁場で、使用する3D CADデータの説明から、データの加工、造形までの一連の流れを説明する、丁寧な講義内容となっておりました。
3D CADソフトで自ら設計を行う方法はもちろん、3Dスキャナによる立体物のスキャンによる3Dデータの生成、その他にも有志によってネットに投稿されているデータをダウンロードするなど、あらゆる角度から3Dプリンタでの造形の準備をご教示いただきました。


今回、データの作成にはFusion360を使用しました。CADソフト初心者にも比較的使用しやすいソフトとなっており、今回の講義でも皆さんスムーズに使用していた印象です。



用意・制作したstlデータ(3DプリンタやCADソフトで一般的に使用されるファイル形式)をスライサーソフトで造形用データに変換するといよいよ造形です。
本学で使用している3Dプリンタは2種あり、今回はAdventure5 Proという、積層タイプの3Dプリンタを使用いたしました。
フィラメントと呼ばれるプラスチック素材(PLA)の材料を3Dプリンタに装着、3Dプリンタが材料を溶かしながら層を重ね、造形していきます。
高校生の皆さん、大変興味津々な様子で微笑ましかったです。
新潟高校にも同機種の3Dプリンタがあるということなので、今回の講義で学んだことをしっかり持ち帰っていただき、是非高校でも有意義に制作にあたっていただきたいと思います。
新潟高校のみなさん、ご来館いただき、ありがとうございました!