KAISHI LABとはAbout
モノづくり・コトづくりのノウハウを学ぶ
IoT・ロボティクス研究も可能な機材が揃ったfab施設
KAISHI LABは、IoTやロボティクスなどの先端技術をはじめとした、学生がやりたいモノづくり・コトづくりを実現できるfab施設です。
DMM.makeAKIBAと共同で作ったこの施設は、伝統と先端を融合させた創造性を刺激するデザイン空間の中に、新潟県内有数の豊富な製作機材を揃え、学生同士が自分たちのアイデアについて語り、考え、形にすることができる環境が広がっています。
KAISHI LABで、新たな学びとの出会いを探してみてください。
自ら考え行動する
クリエイターを育てる
KAISHI LABは、学生が応用力・自発性・創造性を身に付け「自ら考え行動するクリエイター(創造者)」へと成長するための自主的活動を支援する場です。
学生に作業スペース・工作機械・工具類等を提供するとともに、それらを安全・効率的に活用するために必要な支援・指導を行います。
授業で学んだ知識を課外活動に持ち寄り、仲間たちとの議論・失敗・試行錯誤を繰り返して目標を成し遂げる事ことで、夢を広げ新しい感性を持った技術者を育成することを目指します。
応用力を育む
ラボで学んだ知識や培った技術をモノづくりに応用する力を育てます
自発性を育む
学生同士が協力してモノづくりをすることで積極的にチャレンジする自発性を育てます
創造性を育む
ラボでの創作活動を通して感動や共感を呼ぶ表現力を養います
Floor Map
設備・機材紹介Equipment
県内最大級の充実度を誇るKAISHI LABの設備を一部ご紹介します
レーザーカッター
アクリルやMDFなどの材料に対し、彫刻やカットを自動で行うことができる工作機械です。専用ソフトにより、イラストを描くようにカットを指定することができるので誰でも簡単に加工を行うことができます。
3軸CNC(大型)
入力データを基にコンピュータ制御で材料を切削加工する工作機械です。加工を自動で行うことができるため、通常のフライス盤と比べ扱いやすい設備となります。
本ラボが所有する中で最も大きいCNCです。軽金属や樹脂の加工を行うことができます。
3Dプリンター(Adventurer3)
3Dモデル制作ソフトで作成したデータを自動で出力することができます。
データの読み込みから仕上げまで複雑な手順がなく、容易に扱うことができ、IoTデバイス用ケースや小物製作など様々な要件に使用することができます。
3Dプリンター(Form3+)
光造形タイプの3Dプリンターです。より精密な造形や、専用の材料を使用することで、耐熱性や耐摩耗性に優れた機械部品を制作することが可能です。
UVプリンター
紫外線で硬化するインクを用いたプリンターです。アクリル板など普通のプリンターでは困難な厚めの材料に印刷することが可能です。また、ボールペンやボールなど立体物にも印刷できます。
基板加工機
市販品の基盤のようにオリジナルのプリント基板を作成することができます。導線の使用量を減らすことができ、IoTデバイスやロボットなどの試作品制作に役立ちます。
ケーススタディCase Study
KAISHI LABの設備を活用するとどんなものを創れるのか一例を紹介します
IoT環境センサ(自動水やり)
使用する設備・機材
Curcuitエリア(はんだごてなど)/ 3Dプリンタ / レーザーカッター など
本学ではIoTについて学ぶ講義があり、必要なスキルなどを身につける事ができます。
このデバイスは土の水分量を測定し、一定値以下で水をポンプによって供給します。
また、植木鉢周囲の温度や湿度、照度をデバイス搭載のセンサで収集し、ネットワークを経由してサーバーにセンサ値などの情報を送信することもできます。
ホログラム投影システム
使用する設備・機材
レーザーカッター / Designエリア(映像処理)
株式会社新潟人工知能研究所(NAIL)様での臨時実務実習にて、学生たちが製作しました。
この装置は、フィンの回転によって実際に人が立っているかのようなホログラム映像を投影することが可能です。
学生たちは、2台の映像出力デバイスを連動させることで大きな映像が表示できるよう、固定台と映像の製作を行いました。
オリジナルロボット
使用する設備・機材
Designエリア (CAD、プログラミング)/ 3Dプリンタ / レーザーカッター / Circuitエリア(はんだごてなど)
ラボでは、ロボットに関する様々な実験や製作を行うこともできます。
現在、市販されているTJBotを用いて、学生自身が自由な発想でロボットのシステム開発を行っています。
また、ラボではオリジナルロボットの製作も可能です。写真のロボットハンドは、電子部品以外の部分すべてを、ラボの設備で設計・製作しています。
KAISHI LABでの学びLearning
モノづくりのノウハウを身につけ、自らのアイデアを形にする力を養います
KAISHI LABは、多くの大学のように研究や教育のみの使用に限定せず、学生自身が空き時間を使って作りたいものを自由に作ることができる空間です。そのため、学生が自分で考え、自主的にモノづくりのノウハウを学んでいくことができます。
フリースペースなど大人数で議論しあえるような空間を活用し、サークル活動や友人同士などグループで開発していくことで「チームでモノづくりを行う」という考え方を身につけることが期待できます。
CADを使った設計や3Dプリンタやレーザーカッターを使用した立体造形や加工の技術など、モノづくりに関するあらゆるノウハウが身につき、企業の現場での活躍が期待できます。
情報学部だけでなく、事業創造学部、アニメ・マンガ学部と、それぞれの専門知識を持った3つの学部が誰でも利用可能であるため、学部を超えて協力しながら様々な角度のアイデアを形にすることができます。
アニメ・マンガ学部の学生も、自らが作成したキャラクターをアクリルスタンドやアクリルキーホルダー、ポスターなどのオリジナルグッズとして形にすることで、創作の幅を広げることができます。
事業創造学部の学生も、商品開発などのアイデアを実際にラボで形にすることで、机上の計画だけでは見えない課題や可能性を発見し、実現性が高く説得力をもったビジネスアイデアを創造することができます。
主な授業
KAISHI LABでのさらなる新しい授業を
計画中です!
IoT演習
IoTとは、従来インターネットに接続されていなかった様々なセンサ機器・駆動装置・建物・車・電子機器などのモノが、ネットワークを通じてサーバーやクライドサービスに接続され、相互に情報交換をする仕組みであることについて理解するとともに、IoTを実現するハードウェア・アプリケーション・ネットワークと多様なインターフェースについて、ワンポイントマイコンを用いた演習を通して学修します。
IoT実習
IoT演習にて修得した、各種機器とネットワークにおいて相互に情報交換をする仕組みをもととして、具体的に製造業などでの利活用を想定し、IoT演習より大規模なIoTの構築・管理・検証を、実習を通して体系的に学修します。センサなどを実装した多数のデバイスをネットワークに接続し、各デバイス・ネットワークのコントロール・マネジメントを実施し、収集したデータを分析・解析し、その結果から各デバイスが配置・設置された環境や内容の改善するための実習を行います。
ハードウェア設計
コンピュータやスマートデバイス、各種センサー類を活用し、求められる機能・性能を実現するハードウェアの設計能力を修得します。ハードウェア設計技術者には、最新の技術を使った高性能な製品や、新しい発想を取り入れた魅力的な製品の開発が期待されていることから、設計が実際に製造・製作に用いることができるかどうかを検証するとともに、ロボットやIoTの実践・実習でも必要となる3Dスキャナ・3Dプリンター等の機器の利活用技法についても学修します。
ロボティクス実習
製造・医療・広告・宅配等、様々な業種・業界でドローン・ロボットの利用が拡大され、求められる機能も多様化・複雑化がますます進むと考えられる中、ハードウェアの設計能力を基として、単腕ロボットやヒューマノイド型ロボットの運動制御、およびそのためのシステムインテグレーションを修得します。また、構造体・動力伝達部位などを構成するアクチュエータ・モーターの原理・機構や制御プログラミングなどについて学修します。
こんな業界を目指している
学生がいますFuture
- ソフトウェア・通信・IT
- メーカー
- サービス
- 官公庁・団体
- 小売
- 商社
- マスコミ
- 金融・証券
- データセンター
KAISHI LABから目指す、
最先端人材。
IoT・ロボティクスエンジニア
センサー機器や車など、モノがネットワークとつながる仕組みと、様々な現場で利用が加速するドローン・ロボットの制御やシステム統合を学びます。
AI・データサイエンティスト
コンピュータを用いて人間のような知能を人工的に実現する技術・手法と、データサイエンスの流れを理解しデータから価値を引き出す技術を学びます。
クラウドエンジニア
クラウド・コンピューティング・サービスの仕組みやアプリケーション開発手法、セキュリティ対策などクラウドを設計する知識・技術を学びます。
サイバーセキュリティ
情報セキュリティの原理や設計方法を学び、サイバー攻撃に対抗する技術などを修得し、リスク予防措置やインシデントレスポンスについて学びます。
利用者の声User’sVoice
自分のやりたいことにチャレンジできる、居心地の良い空間
A.Sさん
情報学部(2021年入学)
上越高等学校卒業
豊富な機材・設備に感動!ラボを活用して学部間の交流を活性化させたい
H.Zさん
情報学部2年(2020年入学)
加茂暁星高等学校卒業
作りたいと思った瞬間にすぐに作業ができる!将来はバーチャル空間のモノづくりに挑戦したい
I.Sさん
情報学部(2021年入学)
福島県立須賀川高等学校卒業
教員・スタッフ紹介Teacher&Staff
情報学部
磯西 徹明教授(KAISHI LAB長)
- 研究キーワード:
- ウェブサイト、コンピュータアーキテクチャ、ビジュアルインターフェース、ユーザーインターフェース、教育支援システム
KAISHI LABに備えてある設備を見ると、三菱電機入社直後に研究所でロジックアナライザー等を駆使して超並列プロセッサを開発していた頃を思い出します。
情報学部
小野山 博之准教授
- 研究キーワード:
- フィールドロボティクス、農業機械、ディープラーニング、非線形制御
KAISHI LABという場を活用して、ハードウェアとソフトウェアに強くなろう。
知野 吉浩
- 研究キーワード:
- 3DCAD モデリング、3DCAM 切削データ作成、汎用フライス盤、汎用施盤、機械設計
KAISHI LABであなたの創造した斬新な一品を完成してみませんか?
吉岡 大樹
- 研究キーワード:
- 3DCAD、3Dプリンタ、工作機械、機械設計、プロダクトデザイン
弦巻 明
- 研究キーワード:
- 機械工作、機械メンテナンス、組立、手加工、レーザー加工、3D プリンタ 等
玉川 慎一
- 研究キーワード:
- Photoshop、illustrator、AfterEffects、Premiere、Wordpress、HTML、CSS、PHP、Powerpoint
情報学部
金子 茜KAISHI LAB専従スタッフ
受付、講習・イベント予約管理、一部機材・ソフトの稼働と簡単なティーチング、その他庶務
ラボのご利用方法How to Use
開館日カレンダー
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定休日
午前休
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ご利用の手順
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01ご利用予約機材を利用する場合と、サークル活動や文化祭の準備等で長時間ラボを使用する場合は、利用予約が必要です。
予約は、ご利用の前日までに予約システムから行ってください。 -
02受付ご利用当日は、ラボの受付にて学籍番号・氏名をお伝えください。
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03初回講習受講初めて利用する機材の場合、初回講習を受講していただきます。その後、自由に機材を使用することができるようになります。
※機材を利用しない場合は初回受講講習は不要です。 -
04機材の利用怪我や事故に気をつけて、自由に機材をお使いください。
不明点などがありましたら、いつでもラボスタッフにお声がけください。
機材の空き状況によっては、当日受付に来ていただき、そのまま利用していただくことも可能です。受付にて館内の利用状況を確認いたしますので、学籍番号、名前、使用目的(機材)をお伝えください。
機材の利用がない、または長時間の利用でない場合は、予約不要でご利用いただけます。受付に学生証を提示するだけでご利用できますので、お気軽にお越しください。
お知らせInformation
イベント・セミナー
情報Event &
Seminar
アクセスAccess
- 所在地
- 新潟県新潟市中央区米山3丁目1番53号
- 交 通
- JR新潟駅南口から徒歩3分
お問い合わせContact
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月~金(祝日・大学休館日を除く)
10:00〜18:30
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