【高大連携授業】新津高校の生徒さんがKAISHI LABで夏期実習を行いました。

2025年8月4,5日(月、火)の2日間、新津高校の生徒さん3名が、高大連携授業の一貫として夏期実習を行いました。
本学と新津高校は、高大連携協定を結んでおり、本学から新津高校のみなさんに、大学の学びや研究、先生や現役大学生に触れる機会をもうけております。これは新津高校のみなさんの探求学習の一環で、KAISHI LABの環境・設備を使用し、年間を通して大学の学びに触れることで、新たな学びに挑戦する夏期講習になります。
本高大連携授業もDXハイスクール事業の一環として行われた授業で、高校生のうちからデジタル分野の学びを強化する目的があります。
この高大連携授業の中で、磯西 徹明教授担当のIoTチームが来学され、2月の最終発表をゴールとして、IoTシステムのハードウェア、ソフトウェア開発を実習いただきました。本実習は本年度1年間でSociety5.0とIoTの基礎を学んだうえで課題を発見し、学んだことを生かしてIoTデバイスとAIを活用したシステムの設計・試作を行い、年明け1,2月の発表を目指します。
本プログラムの詳細につきましては本学公式サイト(https://kaishi-pu.ac.jp/topics/renkei-250213)に掲載がございますので、併せて是非ご参照ください。

IoTチームの担当は磯西 徹明教授です。
1日目のはじめは、KAISHI LABの紹介、本学の説明、高校と大学の違いを説明いただきました。
高校生の皆さんからすると、これまでの小中高での生活と、大学の生活は全く違うものなので、キャンパスツアーや大学の説明も新鮮なものだったのではないかと思います。
1日目の実習では、Akadako(TfabWorks社の製品)を使用したIoTデバイスの基礎、ブロックプログラミングの基礎を学びました。
2日目の実習では、IoTデバイスをAIアルゴリズムや生成AIで計測・制御する仕組みを学び、その後、自分たちで考えたアイディア「忘れ物防止トレイ」の要件定義、設計、実装までを行い、SNSへの通知を含めた本格的な開発を行いました。
声を出し合いながら、和気あいあいと開発をを進めていたのが印象的でした。


また、今回の実習では、磯西ゼミの4年生もサポートに入ってくださいました。
1日目は小山 陽人さんと佐藤 有彩さん、2日目は大竹 啓之さん、長田 健慈さんにサポートいただき、大学生からの刺激を受けつつの実習でした。



最後に、まとめてとして、1日目の振り返り、「忘れ物防止トレイ」の成果発表を行いました。
慣れない成果発表の中、少々緊張が見え隠れしておりましたが、しっかりと1日目、2日目の振り返りをしていただきました。
2月に控えている最終発表に向けて、今後もブラッシュアップを重ね、本連携は続いていきます。
今回は、2日間の短い期間ではありましたが、発表を拝見していて、皆さんの進路が明るいものになるとよいなと感じました。
最終発表まで皆さんで力を合わせて、頑張ってください!
