情報学部 / 情報学科

臨地実務実習(企業内実習)

臨地実務実習Ⅰ

科目名:臨地実務実習Ⅰ
配当年次:2年③
単位数(時間数):5単位(150時間)
実施期間:10月~11月の 5 週間連続
一日当たりの実習時間 6時間(休憩時間を除く)

●科目の概要
専門職種の理解を深め、地域の企業や団体、商店街が抱える課題に主体的に取り組み、学内で身に付けた情報技術による課題解決策を提案するまでの過程を学修する。実習先企業の業務内容を理解し、他者と協力してデータの流れ(入手、加工、保管)から見える課題を把握しその解決法を考察する。実際にデ-タの入手、保管、整理、加工、分析、可視化を体験することで、課題を解決して、生産性・効率性を向上させる計画を立案・提案することで課題解決法を考察する態度と技術を理解する。

●実習到達目標

①知識・理解

  • • 実習先企業の企業組織の持つ経営理念・方針等の特徴を理解している。
  • • 実習先企業の経営理念を踏まえ、社会的役割・使命を理解し、説明することができる。
  • • 既知の問題が与えられた中で、必要なデータが何なのかを理解している。

②技能

  • • 形式が異なる多くのデータを統一的に保管することができる。
  • • 課題に応じたサンプルの抽出ができる。
  • • 必要に応じデータの抽出、グラフ作成を正しく行うことができる。

③志向・態度

  • • 課題の解決・検討に必要なデータが何なのかを最後まで諦めずに模索しようとしている。
  • • 扱っている課題領域における、基本的な課題の枠組みをする必要性を理解し、指示・命令を実行しようとしている。
  • • より効果的なプレゼンテーションを実施するために、事前準備の必要性を理解したうえで、様々な工夫を心掛けている。

臨地実務実習Ⅱ

科目名:臨地実務実習Ⅱ
配当年次:3年③④
単位数(時間数):15単位(450時間)
実施期間:10月~2月の15週間連続
一日当たりの実習時間 6時間(休憩時間を除く)

●科目の概要
臨地実務実習Ⅰの内容を踏まえ、企業内実習の事前・事後および実習中の指導を通して、専門職種と職業領域において理論の考察に基づいた実践に取り組み、専門職種の理解を深め、地域の企業や団体、商店街が抱える課題に主体的に取り組み、学内で修得した知識・技術を活用し、解決策の提案から計画、設計、実装、検証という実務の一連の過程を学修する。長期にわたる実務により、企業現場におけるさまざまな現象、実態を認識し、経験することを通して、経済社会の課題に対して情報技術や情報手法を活用した課題解決策を実現することで、創造的な能力と実践的な態度を身に付ける。

●実習到達目標

①知識・理解

  • ・実習先企業の業態(サービスの提供方法など)および顧客価値を理解している。
  • ・扱っている課題領域において、課題が何なのか理解している。
  • ・ビジネス活動における論理と各種データの関連性を理解し、その重要性を理解している。

②技能

  • ・情報システムのデザイン(計画、設計、管理)とその具現化ができる。
  • ・開発環境の構築と開発作業の管理ができる。
  • ・プロトタイプと検証のサイクルを繰り返すことができる。

③志向・態度

  • ・アイデアの発散を繰り返し、コアの問題解決のために、より高いレベルで解決しようとしている。
  • ・課題領域において、テーマを構造的に整理し、見極めるべき論点をクリアにしようとしている。
  • ・仮説の中でも、最適解・最大解を見出すことを諦めずに努力している。