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全国から応援してもらえるようなクラブ運営を目指す 小菅学氏

新潟アルビレックスBBは、日本初プロバスケットボールチームとして2000年誕生。2000年から2シーズンにかけ日本リーグで2連覇達成。コート外でも地域に根付いたクラブ運営を行う。
会社の収益と勝敗の通信簿を追い求める 一人でも多くのお客様にバスケの魅力を伝えることがやりがい

開志専門職大学

現在のお仕事の内容について教えてください。

小菅学

新潟アルビレックスBBというプロバスケットボールチームの運営を主な仕事としてやっておりますが、ホームタウンを新潟県長岡市に構えていまして、業務の内容というのは本当に多岐にわたっています。チームをつくる、スポンサー企業へのセールス、そしてチケットの販売、こういったことが主な業務です。

開志専門職大学

いつからこのお仕事を?

小菅学

現在のキャリアに至るまでの経緯ですが、私は実は大学を終えてから、10年ほど建設会社で重機のオペレーターを務めていました。そんな折に、この会社の前々任の社長からお声がけをいただきました。当時はバスケットボールの審判活動をずっとやっておりました。

開志専門職大学

全く違うお仕事をなさっていたんですね。

小菅学

そんな中で、「うちの会社に来ないか」と本当に目からウロコのようなお話をいただいたのを、今でも鮮明に覚えています。

開志専門職大学

悩まなかったのですか?

小菅学

もう即決で、自分がやってきたバスケットボールを生業として、この新潟でしっかりと頑張っていこうと心に決めて、今日に至っています。

開志専門職大学

お仕事の魅力はどんなところですか?

小菅学

仕事の魅力というのは、一言で言うと、本当に無限大に広がっていると思います。我々スポーツ業界というのは、他の企業と違う部分があると思っています。普通の企業であれば、たとえば営業成績をものすごくいっぱい上げる。そういったことで会社全体の収益が良くなるということがあると思うんです。

開志専門職大学

ほとんどの企業がそうだと思います。

小菅学

もちろんここはスポーツ業界も同じなんですけれども、もう一つ実は通信簿がつくんですよね。これは、試合に勝つ、それから負ける。こういった通信簿が年度、年度についてくるわけですよね。

開志専門職大学

収益が良くなるだけではダメなのですね。

小菅学

その両方を追い求め、一人でも多くのお客様、ファンの方々に、その魅力を伝えていくという重要な仕事があると思っています。試合会場でも本当に気さくに声を掛けてくださるお客様が、昨今、ものすごく増えました。

開志専門職大学

ファンの方との距離がとても近いのですね。

小菅学

「今日はどうでしょうね」「今日は勝ちますか?」っていう話もあれば、一方で「今日のこういうところがよくなかった」と一つお叱りを受けるような部分もあるんですけれども、こういった部分も糧にしてしっかりと取り組んでいるというのが、今のすごく取りつかれている部分かなと思います。

開志専門職大学

学生時代はどんな学生でしたか?どんなことに熱中していましたか?

小菅学

高校時代は、とにかく3年間、バスケットボール漬けの日々で、授業を受けているか体育館にいるか、といった日々でした。そして大学の4年間を東京で過ごすことになります。そうした中、当然バスケットボールを続けながらも、やはり勉学もしっかりしなきゃいけない。

開志専門職大学

バスケットと勉学以外のほかにはありますか?

小菅学

一番熱中してたことというと、アルバイトだったような気がします。ちょうど私の先輩方がある飲食店に勤めていた中で、お誘いを受けました。そこで接客、そして人との繋がりということを学べました。

さらに地域に根差したクラブ運営が課題 求めるのは自分の中の軸をぶらさず正直で明るい人材

開志専門職大学

新潟の将来について考えていること、今後の展望について教えてください。

小菅学

新潟アルビレックスBBの今後の展望は、ちょうど長岡にホームタウンを移して次が4回目のシーズンになります。長岡に移った当初すごく感じたのは、まだまだ地域で根付いていないな、というところでした。

開志専門職大学

3年経っていかがですか?

小菅学

長岡でのホームタウン活動を終える中、まちの方々が非常に興味を持ってくださっていると感じるようになりました。これは一人一人のファンの方々もそうかもしれませんが、企業の方々も同じようなことと捉えています。

開志専門職大学

少しずつ地域に根付いてきていると。

小菅学

これから先、もっとビッグクラブになっていくために、長岡のみならず新潟県全域、そして関東圏、日本全国から、新潟アルビレックスBBを応援してもらえるようなクラブ運営をやっていくことが重要と考えています。

開志専門職大学

業界で求めている人材像とは?

小菅学

我々の業界は、やはりまだまだ発展途上という業界だと思います。そうした中で、求めている人材は、自分に正直であること。そして、いつでも明るく活発な人材が必要だと考えています。これまでバスケットボール界が多くの変革をしてきた中で、私もそういった部分を努めてやってきました。

開志専門職大学

変化が多いということは大変ですよね。

小菅学

困難に立ち向かう時というのは、とにかくつらい、キツイ。こういったことが先に出てきますけれども、でも自分の目標をしっかりと持って、これを必ず形にするんだと、そういう中でこれまでやってきましたので、やはりそういった人材を求めたいと思います。

開志専門職大学

学生のうちにやっておくべきこととはどんなことでしょうか?

小菅学

とにかく今の時代というのは情報という部分に関して言うと色んな形で安易にモノにできる時代になってきたと思います。ただ、その情報の中には必ずしも正解のみがあるわけではありません。

開志専門職大学

自分で考えなければいけないということですか?

小菅学

先ほども言ったように、自分でしっかり軸をぶらさずに人と接すること。そして、より多くの知識を自分の中に蓄えること。これが必要なんじゃないかと思います。

開志専門職大学

開志専門職大学の学生に伝えたいことは何ですか?

小菅学

ぜひ夢を実現するために、しっかりとたくさんのことを学んでほしいと思います。そして人脈は金脈だとも言われます。そうした中で、自分自身が成長していくための一つ一つを、軸をぶらさずに頑張って欲しいです。私も応援しています。

特別講師 小菅学氏
新潟アルビレックスBB

1973年生まれ。新潟県出身。青山学院大学卒業後、約10年間建設会社にて勤務。2007年当時新潟アルビレックスBB社長を務める中野秀光氏より抜擢を受け、2014年から代表取締役社長に就任し現在に至る。2016年よりホームタウンを新潟県長岡市に移し、チームの運営をメインに行いながら、地域に根付いたクラブ運営を目指し様々な業務を行っている。

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