日本初!学生の起業を支援! 「開志エンジェルファンド1号」設立

「事業創造キャピタル株式会社」と連携!これまでにない全く新しい試みとして、エンジェル投資家による大学ベンチャー投資ファンド 開志エンジェルファンド1号を設立することにしました。

POINT 1

大学発ベンチャーはこれまで成功例が少ないとされてきました。そのような中で、新設の大学が外部のファンドと提携して1億円という大きな資金規模のファンドで起業します。

POINT 2

起業家を育成する事業創造学部の正規の授業と平行して、 起業経験がある「実務家教員」が学生をアイデア段階から指導することは、日本に起業家を育てる仕組みであり、他の大学にはない日本初の試みとなります。開志専門職大学には、情報学部、アニメ・マンガ学部もあり、この学部生の起業も支援しています。

地元新潟を中心に
大学発ベンチャーの育成、振興を
図り、
地域経済はもとより、
日本経済の発展に貢献します。

開志エンジェルファンド 1 号の概要

開志エンジェルファンド 1 号は、開志専門職大学(以下「本学」)の学生や卒業生の起業支援のためにエンジェル投資家の支援のもと設立されるものであり、学生がベンチャー企業を設立する前の事業構想、起業準備の段階から法人設立に向けて様々な支援を行います。
ファンド総額 1 億円 個人投資家(エンジェル)等から一口 100 万円を単位として募集。開志専門職大学、NSGグループ企業も出資予定。2021年設立、運用期間 10 年間、投資対象は学生ベンチャー等。事業創造キャピタル株式会社が運営します。

開志専門職大学における起業家育成教育の概要

事業創造学部では起業を目指す学生を対象に、事業創造に関する幅広い知識や理論を学ぶとともに会社設立、 資金調達、経営等に関する実務についてプロフェッショナルなスキルを身につけることを目的としている。ベンチャー企業の成功者から直接話を聞くトップランナー研究、先端企業の現役の社員等による講義、100人を超える客員教授・特別講師陣による特別講義、在学中600時間(約5ヵ月)以上の長期企業内実習(長期インターンシップ)など特色あるカリキュラムを実践。
本年度入学生が自主的に、事業創造学部と情報学部の学生とともに起業をテーマにサークルを発足するなど学生の意識も高いです。

Q&A

「これまでにない全く新しい仕組み」とは具体的に何か。他大学のベンチャーファンドとの違いは?

以下の 7 点です。

1. 投資対象が学生起業家であること。(卒業生も対象)

2. 学生の起業アイディア段階から法人設立、企業成長まで一気通貫で支援すること。

3. 学内施設として「起業家道場」(発掘・育成機能)と、プロの「ベンチャーキャピタル」(資金支援機能)の2つの機能を同時に整備すること。

4. 「KAISHI LAB」という最新の3Dプリンター等を備えたリアルな工房を使用して起業に取組むことができること。

5. 専門職大学としての実践的な教育プログラムとリンクさせ、本学の起業経験がある本学「実務家教員」と、プロの「ベンチャーキャピタリスト」が、二人三脚で、実際に、在学生の起業に向けた実践的指導(「超・実践的 開志起業教育プログラム」(仮))にあたること。

6. 事業創造学部を中心に情報学部、アニメ・マンガ学部の学生(卒業生)も活用できること。

7. NSGグループ企業、地域企業、行政との連携でバックアップすること。

「日本初」といえるのは何か?

5点目の、専門職大学としての実践的な教育プログラムとリンクさせ、本学の起業経験がある本学「実務家教員」と、プロの「ベンチャーキャピタリスト」が、二人三脚で、実際に、在学生の起業に向けた実践的指導(「超・実践的 開志起業教育プログラム」(仮))にあたることです。

新潟で学生ベンチャーが成功する見通しは?

(1)新潟県は、首都圏からの交通アクセスが良く、生活環境にも恵まれている。
「全47都道府県幸福度ランキング2020年度版(監修:寺島 実郎氏)」の政令指定都市幸福度ランキングにおいて、新潟市は全国の政令指定都市の中で「持ち家比率」が1位となっており、住民が地域に根差した生活基盤を有している。
また、生活環境に恵まれているにもかかわらず、オフィス賃料、生活費などが安く、有為な人材が確保しやすい。スタートアップ企業にとって有利な基盤がある。急速なデジタル化の進展により首都圏との情報格差がなくなり、コロナ禍による地方への人や産業の移転などにより、新潟を拠点とするスタートアップ企業の増加が期待できる。

(2)成功する(できる)学生起業家を育成することが目的です。本学、ベンチャーキャピタル、そして新潟の企業、行政と連携して、地域経済はもとより、日本を背負って立てるような起業家を輩出します。

ファンド組成のための出資者にどのような人、企業を見込んでいるのか?1億円達成の時期の見通しは?

(1)総額の1億円については、2021年・2022年の2年間を中心に集める予定。
(2)この活動に御支援をいただける新潟県内の企業経営者(個人)およびNSGグループを含めた様々な企業様より100~200万円の御出資をお願いさせていただく予定。

事業創造学部の起業家教育の特色についての具体的に説明は?

事業創造学部とは、文字通り、新規の事業を創造するための能力を養うことを目的として設立されました。このように、明確に新規事業の創出を意識した学部は、日本で初めてです。
経営学部、商学部、経済学部のそれぞれの要素を学際的に取り入れ、そこに、「起業学」(アントレプレナーシップ)という、この20年間の「イノベーション」や「創造性」に関する世界の研究成果を融合させました。
とにかく、実践的であること、地元企業でのインターンシップや演習が、600時間以上あるという、真に学生に実践力が身につく独創的な教育プログラムです。次世代のプロ起業家を生むための教育です。そのため、アカデミックなバックグラウンドの教授陣と企業でビジネス経験や起業経験のある実務家教員の特徴あるチームで指導にあたります。

ビジコンの具体的内容、実施時期

本年5月に学内で起業アイディアを競い合うコンテストを開催します。本学の2年生が主たる対象です。1年間の学習成果をもとに、事業創造学部、情報学部の学生を中心に発表の機会を作り、審査します。
そして、本年秋には、「開志ビジコン2021」の名のもとに、ビジネスプランコンテストを開催します。5月のコンテストは、「開志ビジコン2021」の練習の位置づけです。「開志ビジコン2021」では、本学の学生に加えて、広く新潟県の学生、他大学の学生の参加も予定しております。学外の方も審査員として参加して頂きます。学生の切磋琢磨を期待しております。「開志ビジコン21」での成績優秀者は、「起業家道場」で一層の研鑽、鍛錬を積むことができます。その過程で、本学学生起業家のビジネスプランがブラッシュアップされ、「開志エンジェルファンド1号」の投資対象となれば、投資検討の上、投資を実施します。
(本学以外の学生は、起業家道場に参加できますが、投資対象にはなりません。)

トップランナー研究とは何ですか?

「トップランナー研究」は、企業の創業者、経営者を毎月講師としてお招きし、実践されている先進的な取組事例、リーダーとしての人生観・求められる人間性等について講義をいただきます。講義を通じて専門職業人としての心構え、考え方等を理解し、学生同士によるグループ討議や担当教員との討論や議論を行い、学生達の創造力、実践力の育成をします。
授業の様子を聞いた保護者様より大学へお電話をいただき「企業のトップの方々より直接お話を聞ける素晴らしい講義をしていただいて嬉しい」とのお言葉もいただきました。

【トップランナー研究 ゲスト講師】
1.事業創造学部 ①〜③の方々は開講済みです。
①アートグリーン株式会社 代表取締役社長
②一般社団法人 オールアルビレックス代表(地元ベンチャー企業・NSGグループ)
③株式会社MGNET 代表取締役(地元ベンチャー企業・燕市)
④株式会社セブン銀行 代表取締役社長 …1月開講予定
⑤三菱製紙株式会社 取締役会長    …1月開講予定

2.情報学部 ①〜③の方々は開講済みです。
①ソフトバンク株式会社 代表取締役副社長 兼 CTO
②楽天株式会社 コマースカンパニーCOO&ディレクター
③NTTコミュニケーションズ代表取締役副社長 兼 NTT執行役員
④LINE株式会社 執行役員 公共政策・CSR担当 …1月開講予定
⑤株式会社ラテグラ取締役 元株式会社ニワンゴ代表取締役社長…2月開講予定

現役社員等による講義とは何ですか?

「現代産業論」「現代企業論」という科目において、元丸紅株式会社の経済研究所で所長を務めていた実務家教員が主となり、産業界の第一線で活躍されている方をゲスト講師としてお招きして講演をいただく「オムニバス授業」を実施しています。古典的な産業論、企業論を学ぶのではなく、実務家専任教員の解説のもと、まさに現代で実践されている各産業界での取組みについて学びます。

【現代産業論 ゲスト講師】 全て開講済みです。
①トヨタ自動車株式会社渉外部 国内渉外室長
②株式会社日立LGデータストレージ 常務・CSO・経営戦略本部長
③ソフトバンク株式会社 C&O本部営業推進統括部 IT推進部 マネジャー
④日本電子計算機株式会社(現株式会社JECC)元社長
⑤一般財団法人 日本経済研究所 専務理事

【現代企業論 ゲスト講師】 全て開講済みです。
①関東図書株式会社 代表取締役
②アイ・アール ジャパン ホールディングス 代表取締役社長・CEO
③元 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 代表取締役社長

在学中600時間(約5ヵ月)以上の企業内実習(長期インターンシップ)の実施状況、成果は?

今年度はコロナ禍のため文科省に確認をとり、当初の企業内での長期インターンシップを取りやめ、オンラインを取り入れたインターンシップを全10週にわたって実施いたしました。全12社の企業から実習受入れのご協力を頂き、自社からオンラインツールを使って本学にいる学生たちへの説明および課題の提示、ディスカッションなどを行っていただきました。
学生たちからは会社経営者や採用担当者と直に接点をもって授業を行うことで、普段の授業にも増して緊張感を持って取り組めたととともに、企業が抱えるタイムリーな課題や課題解決に向けての取り組みを知ることができて充実した実習になったという反応をもらっております。

学生の起業サークルの活動状況は?

本学1年生が自主的に起業に興味をもってサークル活動を行っています。事業創造学部、情報学部のそれぞれの学部から参加しています。全員で20名弱です。部長、幹部メンバーのリーダーシップのもと、毎週金曜日の講義後に定例会を開催しています。定例会では、チームに分かれて、自分達の起業アイディアについて喧々諤々議論をしています。本日出席した古屋が代表顧問です。合計5名の顧問教員が、かわるがわる持ち味を生かして学生を指導、議論を行っています。他大学で開催されるビジネスコンテスト、いわゆる他流試合への参加により腕を磨き、「開志ビジコン2021」での優勝を目指して自己研鑽しています。毎週の定例会では、チームごとの発表会も活発で、学生同士が他のチームの起業アイディアに意見を述べると同時に、顧問の先生からもプロ目線での指摘が入ります。既に、自分達の起業アイディアをもとに、地元企業に飛び込んで、インタビューを行って、アイディアの検証を行っている学生もいます。日々、苦闘しながらも、自らの創造性を高めるため、真剣に取り組んでいます。

イノベーション力研究所の活動状況は?創業支援センターの役割について

正式名称は、「イノベーション力研究所 創業支援センター」です。昨年の10月に発足しました。学長直下の全学の組織です。所員は、事業創造学部、情報学部の教員20名弱で構成しています。本年新設されるアニメ・マンガ学部の教員も参加します。文系、理系、芸術系が融合する知の創造の集合体です。まさに、総合専門職大学ならではの取り組みです。
大きく2つのミッションがあります。1つ目は、研究所として、「起業家教育」研究を実施します。アカデミックな活動となります。「起業家の発掘・育成」における、本学のユニークな起業家教育の成果を科学的に研究し、世の中に発表し、成果を役立てることです。本学は、先に企業内実習や演習が多いことが特色ですが、他大学にはない、このような独自の教育効果について、研究発表していきます。
もう1つは、創業支援センターとして、学生起業家の創業を支援します。この活動が「起業家道場」です。

起業家道場は、どのような活動をするのか?学外からの参加も認めるのか?

紫竹山キャンパスの2Fにイノベーション力研究所 創業支援センターの施設を作ります。ここを拠点に、起業家になりたいという意欲溢れる学生を鍛錬します。学部は問いませんので、それぞれの学部の持ち味を生かして、ユニークな起業アイディアを期待しております。起業のプロセスは、仮説検証プロセスです。未知なる世界へ、創造性(Creativity)と想像力(imagination)で挑戦させます。マイルストーンをきちんと作り、起業アイディア構想、ビジネスコンセプト作り、市場テスト、プロトタイプの作成、市場テスト、ビジネスプラン作成、会社設立、地元企業とのパートナーシップ、本格製品販売・サービス開始といった順番に1つひとつ実践していきます。複数でチームを組んで進めることや、他の学部の学生との交流で、新たな発想が生まれ、相互の協力意識や協調性が芽生えます。当然、リーダーシップの涵養にもなります。まさに総合大学だからこそ、このようなことができるのです。
学生は、マイルストーンの進捗によって、成功も失敗も体験できます。達成感もある一方で、自分の実力を知ることにもなります。まさに起業家として自分に向き合う鍛錬の起業家道場です。

熱心になり過ぎて、学業は疎かになりませんか。

それこそ、望むところです。起業家とは、学生といえども、情熱なくして事をなしえません。本学のカリキュラムは、起業家としての活動が熱心になりすぎても、道場で鍛錬していることが、そのまま講義内容と密接に関与するため、熱心であればあるだけ、いい成績を取れる可能性が高くなります。本学の講義は、知識を与えることより、その内容を使って実践することを目的としています。講義と道場が、起業家育成という同じ目標に向かっていることこそ、本学の教育カリキュラムの特長です。

行政との連携の具体的内容は?

新事業の創出を国策として推進している経済産業省(具体的には関東経済産業局)、地域振興の観点からさまざまな事業を推進している新潟県や新潟市等の自治体と連携を図って参りたいと考えています。

新潟県…本学は今年度から5年間「新潟県産学連携による人材育成・定着促進支援事業」補助金の申請が採択されました。本学の建学の精神に基づき、在学生はもちろんのこと、県内の社会人の方々も、自ら学ぶ意欲と挑戦する力に繋がるためのセミナー「開志コラボセミナー」を開催しています。

【開志コラボセミナー実績】
第1回 2020年10月30日 「ウィズ/アフターコロナの世界と産業」
講師:(株)ICTソリューション・コンサルティング代表取締役社長
   冨永 孝 様

第2回 2020年12月12日 「ユーザーイン経営・起業家育成プログラム」
講師:アイリスグループ会長/開志専門職大学 客員教授
   大山 健太郎 様

新潟市…各学部においてカリキュラムの見直しを図る「教育課程連携協議会」に各専門部署の職員の方より委員として開学前から協議会にご出席をいただいてきました。
地域が求める専門職人材を育成するため、各学部のカリキュラム構築に関するご意見をいただいております。

エンジェルファンドの出資額は、1件あたりどのくらいの金額になるのか?出資以外の支援には何があるのか?

(1)業種にもよるが、1件あたり500万円程度を想定している。
(2)出資だけではなく、経営戦略の構築、営業活動の支援、資本政策策定の支援等を行う。
また、多くの起業家との交流機会を設定し刺激を受けていただくことを想定している。

学生がベンチャー企業を設立する前の支援とは具体的に何か?

起業家道場で説明しましたように、起業アイディア、ビジネスコンセプトの市場テスト、プロトタイプの市場テストを会社設立前に行います。具体的には、市場調査やプロトタイプ製造です。これらを実施するには、費用が発生する場合があります。その場合でも、道場と協力しながら、資金面での支援を行い、学生起業家に体験させていきます。従来、この段階の資金は、様々なビジネスコンテストに参加して賞金稼ぎをしたり、アルバイトをしたりという苦労がありました。今回の仕組みによって、学生には起業に集中できるプラットフォームを整えます。